横田基地でグロリア鍵作成

98yグロリア

日産グロリア

久しぶりに横田基地内に入ります。ゲート入り口で電話が入ったのでハザード出して停車、電話応対していると守衛の人に怒られました。車を停められない、ここは軍事基地だぞということです。車検証と免許証を提出してセキュリティチェックで10分くらいかかりました。毎度面倒くさいので、複雑な事情があると基地内の依頼は断っています。英語しかしゃべれない、すごいマッチョな米軍兵士にI am a locksmithだとかI follow your carだとか言って、彼の車についていき、現場に到着です。98年らしい、日産グロリアの鍵紛失です。基地の外に出れば、あまり見かけない古いクルマです。ここは通信基地なので高給取りがいないのか、走っている車だけ見ると10年前くらいにタイムスリップしたようです。作業そのものより、筋肉ムキムキの男たちが集まっていることの方が気になります。車検証は、car inspection sheetっていうのかなどと考えつつ、もう確認するのが面倒でパスです。ロードサービス経由なので、問題ないでしょう。年齢的なものなのか、こういう現場だと、もうコミュニケーションを最低限にしたいと思ってしまいます。作成したキーを渡すと、歓喜の声が上がり、すぐにエンジンをかけています。great skillだとかThank youだとかいう英語は聞き取れましたが、依頼人の筋肉のほうがよほどすごいと思うほどでした。

キャンプ場で車鍵開け

あきる野市

シビック開け

あきる野市、河原沿いの自然公園。このキャンプ場に来るのはもう10回目くらい。毎年夏になると車の鍵開けやら鍵作やらで何度も来ました。今日は古いシビックのインロックです。入り口で管理係のおじさんに駐車料金を請求されますので、事情を説明します。人だかり車だかリの中、携帯で連絡を撮り、ターゲットの車はすぐに見つかりました。ピック1分で鍵開け完了。川遊びや釣りやらで人混みがすごいです。ここには仕事でしか来たことないけれど、一応自分も行楽地へ行った気分になります。夕方になると帰りのルートは結構渋滞しますので、そそくさと帰りました。

ホンダMT-7タンブラー入替

ドア内張り

ステップWGドア

H15くらいのステップワゴン、運転席鍵穴にキーを差し込んでも回らなくなったそうです。確認してみると、助手席とハッチの鍵穴はスムーズに回ります。リモコンがないので、助手席ドアから開け閉めして車に乗り込んでいるそうで、かなり不便な状態です。キーはMT-7ウェーブキーなので、摩耗で間違いないと思います。
ホンダ キー

MT-7シリンダー

内張り剥がしは、意外に厄介ではありませんでした。キーシリンダーを取り外して視認すると、やはり、タンブラーの突起が完全になくなっていました。念のため、ハーフタンブラー6枚全て新品に入れ替えておきます。初期型MT-7なので、根元2枚はタンブラー部屋が空室になっています。リモコンキーがあれば、鍵穴を使うこともなく、このようなトラブルは起きなかったでしょう。キーを使用してドア開閉をする乗用車はどんどん減っているので、このような仕事もいずれはなくなると思います。

放置車両エブリィの鍵作成

スズキ鍵作成

エブリィのキーシリンダー

地元の整備工場から、たまに依頼が入ります。わけありの放置車両、運転席ドアが開かないので、助手席ドアを開けてキーシリンダーを取り外したようです。なので、キーナンバー刻印はありません。実車はありません。旧型なので、ドアキーを作成すればエンジンもかかります。現行エブリィだと、イグニション追加タンブラーがあるので、無理ですね。水抜きからタンブラー5枚が見えます。スコープを使ってよくよく見るともう2枚も見えます。残り1枚は配列ルールにしたがってカットしてみたら正解でした。鍵穴を覗くことなく作成完了です。雑談で景気の話を伺うと、良くないそうです。仕事量は減っているのに、過当競争で単価は下がっているとのこと。ガソリンスタンドでも車検を請け負っているのは規制緩和によって参入障壁を下げたからなんですね。許認可制度を除けば、カギ業界の現状も似ている気がしました。構造改革やら規制緩和というのはデフレ促進策なので、インフレの時代にやらなきゃいけない。タクシー業界が酷い有様になった典型例です。構造改革が無条件に良いことだと信じた国民も政治家もお馬鹿さんでした。

ステップワゴン紛失鍵トラブル

ホンダ ステップワゴン

honda stepWG

パチンコ屋の駐車場に停めたホンダ ステップWGの鍵を紛失したそうです。年式がH13なので刻みキーかと思っていたら、ウェーブでした。オデッセイだとH15くらいからウェーブキーになっていた記憶があります。ホンダのウェーブは毎度それほど時間がかからないのですが、今回ははまりました・・・摩耗の状態が激しいのがわかったので助手席から攻めたのですが、それでもハッチが回らない、スムーズに回らないなどの紆余曲折があります。イグニッション追加のインプレッション傷も見えてこない。ハンドルロックを解除できていても、傷がほとんど出ません。多少トライアウト的にカットしていきながら、ようやくすべての鍵穴で回るキーを完成出来ました。
ホンダ キー

MT-7

作業中、当然お客さんはプレイ中、どうやら鍵作料金以上に大勝したらしく、当初「高いな」と言われた金額も「まあいいか」に変わりました。そんなもんかいな・・・。お客さんいわく、なくしたキーも最近回らなくなることがあったそうです。ホンダのウェーブキーは摩耗に弱くトラブルがポツポツあります。そんな状態の鍵作となると、今回のようにハマる可能性が十分あります。今後は10年落ち以上のホンダウェーブキーにちょくちょく当たるのが、少し気がかりです・・

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