住宅
羽村市、横田基地がすぐ近くの賃貸戸建です。不動産屋さんが「外人ハウス」というので、日本製ではない錠でも付いているのかと思っていたら、ありきたりの戸建物件。WESTのサムラッチ錠とチューブラ本締錠でした。住んでいるのは、横田基地に勤める、見た目南米系の若い夫婦です。出筋でもなく通常在庫ではないので、先日急遽呼ばれて、中古シリンダーで暫定交換しました。不審者が最近うろついており、鍵穴にペンキを入れられたので、型を取って鍵を作ったんじゃないかと、えらく不安に感じているようです。警察官も合流し、被害届けを行っています。奥さんが少しナーバスになっています。実際、型なんか取れないし、鍵を作ることも出来ないですが、不安を解消するには鍵交換するしかない。本日は取り寄せたWESTディンプルのシリンダーに交換します。約束の時間にチャイムを何度押しても、出てこない。約束を忘れたのかも知れない。不動産屋さんに電話しながら、帰りの運転を始めます。ところが、若い奥さんは在宅中で、かなり警戒心が強くなっていることが判明しました。不動産屋さんが彼女に電話して、ようやく鍵屋が不審人物でないと理解してもらえたため、玄関ドアを開けてくれました。先日もカギスター号と私に会っているのに・・・それでも不安なのか、主人が近くにいるので、すぐ戻ってきてもらうようなことを英語でしゃべっています。
さて、シリンダー交換しようとして、色が違うことに気づきます。金古美で注文したのに、銅古美です。また問屋が間違えた。錠自体が色あせて元々の色が分からないから、まあいいです。帰り道、不動産屋さんにキーを届けます。横田基地で働く米軍関係者の中には、あえて基地内に住みたくないという人も多いようです。戸建家賃の出所は?やはり日本の思いやり予算でした。不動産屋としては取りっぱぐれがないのでいいでしょう。でも複雑な気分です。
12月 22, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:住宅|
コメント(0)
国立市の築5年ほどの戸建は、すでに廃墟のような状態です。敷地内はガラクタだらけです。競売落札物件の空き家、最近は仲介不動産屋さんも立ち会う手間が惜しいのか、毎度おなじみのリフォーム屋さんだけが立会います。久々に出くわす立山アルミのD9ツーロック。上部本締錠は、小判座一体のシリンダーです。破錠するとセット交換となり、料金が倍増します。幸い苦労することもなく窓を解錠して、玄関ドアを開けます。あとはD9 TX系の2個同一をコア交換します。テール長さが違うので、これも入れ替えます。
家の中すべての部屋、通路がゴミ屋敷状態でした。既に生活感はありませんが、子どものおもちゃなども散乱しているのを見ると複雑な気分になります。今頃この子達は、どうなっているんでしょうか。ゴミ運搬だけでも大変な作業です。戸建の競売物件はなぜかゴミ屋敷が多い。住宅ローンを払えなくなり、追い込まれる精神状態と関連があるのでしょうか?
12月 21, 2011 12:56 PM|
カテゴリー:住宅|
コメント(0)
調布市のマンション通用口ドアには、定番の自動施錠LATが付いています。管理人さんからの症状報告によると、受け金具がおかしいために、ドア開閉が上手くいかないのだそうです。アルミ枠のストライクプレートががたついているので、ビスを外していたらしい。裏板が枠の中で落っこちた状態でした。強力マグネットを糸でくっつけて、枠の中に垂らしてみます。裏板を釣上げることが出来ました。
裏板ビス2本とも自然に緩むことはありません。誰かがいたずらでねじを完全に緩めたのだと思います。ストライクプレートを取り付けて動作確認問題なしです。戸建玄関だと、ストライクの固定ビス2本は枠内のトロヨケで挟み込んである場合も多いです。2本ビスを同時に外すと、トロヨケが枠内に落ちるので、気をつけなければいけません。鍵屋やサッシ屋さんなら分かりきっていることですが、素人さんが気軽に行うと、現状回復するのに厄介な事態が発生することもあります。
12月 20, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:住宅|
コメント(0)
連絡が取れない社員の安否確認、玄関ドア解錠依頼です。大きな会社だからでしょうか、会社の総務部門と警備員みたいな格好の方やら、3人が現場で待っています。しばらくして警察官が到着しました。そういえば、今年は仏さんに出くわしていません。解錠する前に、最悪の状況が起きている気配を感じませんでした。スコンと解錠した時刻は、すでに夕刻です。臭いも問題なし。
ブレーカーを上げても電気が点きません。長期間電気料金を支払っていないことになります。ライトで照らす1ルームの室内は、足の踏み場がない状態。ゴミではないですが、リビングも通路も、自転車やスポーツ用品など、趣味や遊びに使うものでぎっしり。先週までは通勤していたそうです。でもこの部屋には生活の実態が数ヶ月ない・・・どういうことか鍵屋が詮索しても仕方ありません。つまり行方不明なんですね。最悪の事態が起こっていたら、鍵屋もすぐに帰れなくなる可能性があるので困ります。とりあえず、ドアが開いたままではまずいというので、施錠して引き揚げました。現代社会、心を病みがちな世相なんですかね。
12月 13, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:住宅|
コメント(0)
8時過ぎ、なぜか携帯に直接電話が入ります。元鍵屋の不動産屋社員の紹介で、出張中のご主人から玄関ドア解錠依頼が入りました。奥さんがベランダに出たところ、小さいお子さんが掃き出し窓のクレセントを閉めたそうです。立川市、マンションの1Fベランダにいる奥さんに声をかけます。この冬一番の寒気が舞い降りた朝、パジャマ姿で待つだけでも辛かったでしょう。玄関ドア錠を1分で解錠し、開けようとしたらドアガードがかかっています。専用工具を持っていれば、これも即解決でしょうが、持っていません。車からモノを取り出し、別のやり方でドアガードを倒します。
こういうケースでは、乳児がワンワン泣いていることが多いです。家の中に入ると、リビングにキョトンとした表情のお子ちゃまがいます。私の顔を見て泣き出しました。子どもから見たら、突然現れた侵入者、怖くなるのも当然ですね。掃き出し窓のクレセントを回し、お母さんがすぐさま子どもを抱き上げます。毎回不思議ですが、小さいお子さんは、クレセントを閉めることは出来ても開けることは出来ません。何よりお母さんがベランダでロックアウトされたということを理解していません。帰り道、元鍵屋の営繕部門社員に報告します。大手賃貸管理会社、不景気もどこ吹く風、毎日忙しいようです。彼の廃業・転職は正解だったのかな。
12月 10, 2011 12:19 PM|
カテゴリー:住宅|
コメント(0)
« 前のページ
次のページ »