住宅
昨夜から降り積もった雪が10cmほど、雪はなおも降り続いています。八王子での待ち合わせ時刻が11時、距離は6kmなので通常は20分もあれば到着します。本日は10分早めに出発したのですが、想定が非常に甘かった。国道16号への道のりが大渋滞、小道を迂回して他のルートを回っても車の流れがほとんど動きません。国道16号、多摩川を渡る拝島橋を渡らないと八王子方面へ行けません。もう観念しました。お客さんへ遅れる旨連絡を入れます。ナビを見ると時速3km、歩くより断然遅い。どうやら上り坂で立ち往生し、チェーンをまくトラックが続出しているようです。自宅から3kmの拝島橋を渡るまでに1時間過ぎました。現場マンション手前の坂でも、トラックがスタックして立ち往生。車道が完全に塞がれています。仕方ないので、そこに車を停めて工具を持って200mほど歩きます。わずか6kmの距離で90分もかかるなんて経験したことのない渋滞です。幸い不動産屋さんが退去の手続きをまだ行っていたので、何とか待ってもらうことが出来ました。雪国の人に言わせれば、この程度の積雪で道路が麻痺するか、という印象でしょう。私を含めて東京のドライバーは雪をなめているので、ノーマルタイヤで大丈夫だとたかをくくってしまうんですね。これが雪で大渋滞する原因です。
2月 29, 2012 12:00 AM|
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昭島市の個人宅、ドアクローザーが外れたと聞きました。見てみると、ブラケットのM5ビスのねじ穴がガバガバになっています。ねじが落ちないようにガムテープを貼ってもがたつき、もう限界が来たようです。アルミの板厚が結構あるので、M6タップを切り直して、M6ビスで固定しました。板が薄ければ、ターンナットを使用したでしょう。お客さんは当初、大手鍵屋に電話、ドアクローザの型番を教えてほしいと言われたそうです。ドアクローザには刻印がないことが多い。お客さんが回答できるはずもありません。おそらくドアクローザ故障・交換の可能性も考えて、部材を用意したかったのでしょう。都心から出動するので、1往復で済まさないと商売にならないのは理解できます。でも、そんな遠方の依頼は受けないほうがいいと思います。今回は単価の低い作業です。しかし鍵屋が遠方から出動すると、「片道40kmも走ったのだから、最低これぐらいの料金は欲しい」という心理になってしまいます。
さて、この玄関ドア、1ドア4ロックです。上から順番に、keylex, MIWA BH,MIWA TK4L, SHOWA 397。keylexは見たことがない廃盤商品、既に壊れて機能しません。元々の錠は、何だったのか?SHOWA CLと397の2ロックだったのだろうと推測しました。同業者が見かけた最大ロック数は、1ドア5ロックです。後付の錠が多すぎると、見た目が良くない。
2月 16, 2012 4:54 PM|
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八王子の賃貸物件、退去の立会いと合わせて鍵交換です。既存のkeidenカードキーをU9 RAシリンダーに戻します。下請けなので、なぜU9に戻すのかは分かりません。keidenを交換した経験がないので、ケイデンスミスの資格を持つ同業者に聞いてみました。「RAシリンダーは、専用長座と一体になっている」ことがわかりました。U9に戻すに当たって、標準品の長座が必要になります。過去の引き取り在庫にRA錠セットが見つかり一安心。現場では、シリンダーと長座を交換して完了です。出動する前に同業者に聞いておいてよかった。長座がなければ、出直しになります。
今後のことを考えて、RA長座だけ確保しておきます。廃棄処分してくれと言われたkeidenカードシリンダーを取り外してみました。この専用長座では、やはり通常のRA用シリンダーの取付けは無理ですね。シリンダー穴を広げても、見た目がひどくなるだけです。
2月 15, 2012 1:13 PM|
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府中市のマンションにて、通用口のドアクローザ2箇所が不調と聞きました。築30年は経っていそうな古いマンション、玄関錠が珍しい。IKONかと思い確認すると、corbinとあります。分譲マンションでアメリカ製の錠が付いていることがあるんですね。補助錠はNDA。これも取り付けたのは15年くらい昔でしょうか。ドアクローザ1箇所目は本体ビスが外れていただけでした。高層階だと地上より寒さが厳しく、この季節は短時間の作業でも辛く感じます。2箇所目は、ドアが完全に閉まらない。この状態が10年以上続いているとのこと。
国道20号沿い、交通量が激しい道路沿いなので、粉塵がドア内側にたっぷり付着しています。ドアクローザは見た目古いですが、油圧はへたっていません。アームがドアと平行になっていないので、新規取付け時の施工が不十分だったんじゃないでしょうか。アームを短くすれば、ドアひきつけ力が強くなるはずです。ドア開閉の確認で、きっちり閉まることを確認します。立ち会った管理人さんと、理事長と思われるおじいさんがとても感じが良い人でした。
2月 2, 2012 3:29 PM|
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土曜日の朝はスイスイ走れます。25km先の現場まで1時間弱で到達することは平日昼間ではありえません。みぞれ交じりの雨が降っていますが、本日は室内錠の取り付けです。厳しい寒さと対峙しなくて済みます。先月現場調査した新築戸建の室内ドア、小さいお子さんが入れないように施錠機能を付けたいとの要望です。新規追加でチューブラ本締錠や簡素な面付錠を取り付ける選択肢もありました。見た目をスッキリさせたいこと、室内錠なので防犯性能を考慮する必要がないといった事情があります。既存の空錠から、シリンダー付間仕切錠に取替えることになりました。チューブララッチはほぼ同じサイズなので、フロントの加工は不要です。ラッチは耐久性を考えてNAGASAWAを取り寄せました。不思議なことに、2大ロックメーカーであるMIWA,GOALともにシリンダー付間仕切錠は製造していないですね。
ドア面に追加加工を施します。取付板を固定する木ビスが既存切欠穴と干渉する箇所がありましたので、穴を広げ、高ナットを使用して両側からM4ビスで挟み込みます。間仕切錠はあくまでも室内錠なので、施錠してもデッドボルトが突出するのではなく、レバーハンドルが固定されるだけです。また、サムターンを廻して施錠状態でドアを閉めるとインロックが発生するデメリットがあります。鍵がなくても施錠できるという点は、円筒錠と同じです。インロックが発生しても、構造を理解している鍵屋なら簡単に開けられます。NAGASAWAだと、最近は室内錠でもディンプルキーが標準になっているようです。
1月 21, 2012 12:00 AM|
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