NLS防犯サムターン開け
100分かけて相模原市の競売マンションに到着です。お得意さんでなければ、依頼を受けないエリアです。203号室と聞き、鍵穴を確認したらMIWAディスク。楽勝だね、と弛緩モード。競売明細書の文字滲みが原因だったのでしょう、執行官が「いや202だ」と言います。こちらは、カバスターのRA。急遽車に戻り、解錠工具を変更します。サムターンを確認すると、NLS防犯サムターンです。カバスターを付けている輩なので、こういう防犯対策はありがちです。黒い樹脂部分は空転します。でも、グレー部分をきちんとグリップ出来れば、通常サムターンよりも回転トルクは弱くても回ります。ほとんどの鍵屋さんが使う市販工具だと、グリップ力が弱いかも知れません。私のは師匠直伝オリジナルなので、WESTアクトのサムターンでも苦労しません。今回は、さらに付属のカバーで被されていたら、完全にお手上げです。伸縮はしごを使って2Fベランダに上る選択肢もありえました。
さて、本日は催告なので、室内確認および壁に警告書を貼付した後に、施錠をしなければなりません。どうしよう?ちょっと工夫すればいいだけですね。それにしても、戦闘機の轟音がうるさいのには驚きました。厚木基地からの発進でしょうか?カギスター事務所がある昭島近辺には、横田基地があります。横田基地は通信基地なので、離着陸するのは輸送機ばかりで戦闘機はなく、大してうるさくありません。自国の軍隊なら我慢できるけど、アングロサクソンの戦闘機ならば、不快感が倍増します。