MIWA PATENT
稲城市の小学校です。既存のHM錠を円筒錠HKに取替えるよう指示されています。HM交換用の部材だから、加工はほとんどないよ、と言われました。実際はそんなことはありませんでした。MIWA HMインテグラル錠は、刻印PATENTで室内ノブがビス露出、かなり古いHMです。交換する3箇所のうち1箇所は、小さい切欠きに無理やりフロントを押し込んでいました。引っ張っても叩いても、錠ケースを取り出せません。埒があかないので、フロントを削り、曲げて取り出しました。ケース取り出しでこれほど苦戦したのは初めてです。渡された、新しい錠はU9 HK-2ALSという型式のようです。フロント幅が中央部分だけ29、他は25、なので中央部分だけ追加加工です。ストライクも同様。ドアは煙返しが付いているので、ストライクの出っ張りと煙返しがぶつかります。出っ張り部分をグラインダーで切断。ドア面の切欠加工は手間がかかりました。。
MIWA HKW
なぜHMからHKへ交換するのか?キーを使わずに施錠できて楽だからでしょうか。作業完了間際に、市の職員さんが合流しました。少しお話する中で理由が分かりました。児童たちが、非常時にサムターンを意識することなく、室内ノブを回すだけで外に出られることを目的としたリフォームだそうです。3箇所とも外部に面したドアだったので、合点がいきました。
3月 15, 2013 7:47 PM|
カテゴリー:事務所|
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