ホテルの窓内締錠故障
立川市のラブホテル5F、ここはお得意さまです。窓の鍵が開かないトラブルが発生しています。横滑り出し窓の両端には内締の本締錠があります。窓右側の本締錠が壊れているようで、サムターンを廻すことが出来ません。20年以上使用してきたので、寿命だと思います。サムターンを外し、その切欠穴を広げ、錠ケースを破壊していきます。通路の窓にも同じ本締錠が使われているので、取り外して内部構造を調べてみました。デッドを動かす連動部品が見えたら、マイナスを当てて力いっぱいスライドさせます。何とかカンヌキが引っ込みました。
この滑り出し窓、左方向にしか回りません。壊れた錠ケースを取り出すには、体を外へ乗り出すしかなく、少し恐怖感を味わいます。この内締錠、問屋さんに調べてもらいました。不二サッシ製で、既に廃盤。類似の製品を取り付けるのなら、加工が必要です。外へ身を乗り出して加工作業するわけにもいきません。サッシ窓を一度取り外して作業を行うとなれば、サッシ屋さんに任せたほうがいいでしょう。