kawasakiゼファー鍵作

ゼファー最近中型バイクの鍵作依頼は、カワサキが多い。お客さんに話を聞くと、カギ屋への問い合わせで高い金額を言われたり、暗に断られたりということがままあるようです。確かに、段差読みに騙され、はまることが時々あります。嫌がるカギ屋さんが多いんでしょうか。本日の現場は国分寺市、ゼファー750cc。まだ暑いですが、だいぶ湿度が低くなっており、幾分しのぎ易くなりました。シート、メットホルダー、燃料タンク、さらにイグの配列を読んで統合する。鍵穴が4つもあると助かるねえ。イグの手前にはバーハンドルがあります。鍵穴を覗くには、すごく邪魔です。通常のスコープでは顔を近づけることができません。右手にボアスコープで倍率を上げ、左手にピックを持ち、覗くことが出来ます。2回目のカットで全箇所廻る完璧なキーになったはずです。お客さんに確認してもらいます。
kawasakiイグ「カギが元に戻らないよー」と言われます。あれれ?先ほどはON,OFF,LOCK,P全ての位置で問題ないことを確認したはずです。Parking位置から左側のONへ廻らない状態になっています。キーがまだ不完全?また鍵穴を覗きます。インプレッションによるキズも出ません。問題ない。過去にも同じ経験をしたような記憶があります。イグニションのP位置は中型以上のバイクにしかありません。カワサキは、キーの精度が悪いとPとON間の移動が渋くなります。確認したところ、キー精度でなく、キーの押し方、回し方にクセがあることがわかりました。お客さん、そもそもP位置を使ったことがないそうです。ハンドルロックがあるので、Parking機能を使う人はほとんどいないようですね。少し焦ってしまいました。

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