奇抜な玄関ドアat小平
2011年7月の異変は、車のインロックより玄関鍵開けの方が多いこと。例年なら、夏場はもっと車の仕事がある。レジャー施設やらキャンプ場やら、忙しく走り回っていた時代はもう戻ってこない気がする。夜間出動も俄然少ない。不景気で人の動きが停滞している?ポケットにスマートキー入れてりゃ、そもそもキー紛失もインロックも発生しない?高年式車は、機械的にはインロックできない構造が多いからね。5年前とは比べ物にならないくらい、件数が減りました。2020年、もうインロックだの紛失だの、車の仕事は月に3件あるかどうか、という未来予測を立てました。同業鍵屋さんに聞いても、売上げの落ち込みが体感的には20%ダウン。「みんなで貧乏になろうよ」という政権が続く限り、経済事情の悪化する人が増える。鍵屋という商売は、経済のフローでいうと一番川下なのかな。貧乏人が増えれば、ラグはあれども鍵業界にも影響が出ます。今年から鍵屋の閉店は加速すると思います。売上げの落ち込みをカバーする玄関開けがまた発生。小平市、マンション玄関ドア解錠現場。玄関ドアを見るなり、ため息が出そうになる。あーこりゃ面倒だ。こんな玄関ドア見たことない。ポスト内側にもポスターが貼り付けてあった。あれがダメなので、ポスターを剥がして頂く。第1関門クリア。室内スコープになんとレコード盤を貼り付けてあった。第2関門クリア。工具を挿入しようとしたら、のれんが邪魔するので、もう突き破ってやった。第3関門クリア。3つの関門がなきゃ3分で終わってます。猛暑じゃなきゃ、もう少し寛容になれるはずです。ドア内側は玉砂利とアクセサリー類。室内は、トロピカルテイスト?あるいはヒーリングがテーマなのかな。カギスターとは対極の人でした。男ならもっと稼ぐことに情熱を傾けるべきだと、カギスターは思います。