鍵開けと駐車スペース問題
日野市の公団住宅、玄関ドア鍵開け依頼。この団地は8年くらい前に鍵交換で何度か訪れた記憶があります。敷地内道路の様変わりに気付く。現在は一方通行になっている。目的のx号棟を見逃したので、もう一度公道に出て、入場し直す。時間ロス5分。さらに、ガードフェンスというのか、パイプガードというのか、バリケード設置が徹底されている。パイプガードは全て南京錠が付いている。駐車スペースがない。探すこと3分。だんだん嫌気が差す。俺は好き好んでここに来たんじゃないよー。ガードの外側に駐車している作業車は、おそらく管理事務所で手続きを取ったんでしょう。玄関開けなんて作業時間は3分かも知れないし、1時間かも知れない。通路に車を停めると、車幅の広い後続車は通行できなくなってしまうか。かといって、敷地外の公道に停めると違反が怖い。駐禁トラウマがまだ解消されていないからね。付近唯一の駐車スペースを見つけた。エントランス前の歩道半分を埋めて強引に駐車する。鍵屋のマー坊さんのように図太くいかなきゃダメだと思う。
解錠作業自体は3分で終了。電話受付では、外国人なまりの日本語。モンゴル出身の外国人妻でした。「そうやって開けるんだー」随分明るい若奥様です。日本もどんどん外国人比率が高まっているね。急いでカギスター号に戻る。部外者の駐車を徹底的に排除しようとする集合住宅が増えています。新し目のマンションだと、遠隔操作のチェーンを下げないと、敷地内に入れない物件もありました。迷惑駐車対策だというのは分かるのですが、どうも排他的な意図を感じます。たとえ入居者でも、荷物の積み下ろしなどで、不便を感じることがあるんじゃないでしょうか。スケジュールが決まっている工事車両ならまだしも、トラブル系鍵屋は突発・緊急依頼なので、のんびり駐車するわけにもいきません。モラルの崩壊と、それを阻止するための不寛容さが混在する社会の風潮からすると、今後こういう集合住宅はどんどん増えるでしょう。困ったものです。