平面ハンドル交換at立川
アパートでよく見かける、パイプスペースの扉。鍵交換ついでに、これも交換できるかい?と不動産屋さんからのお尋ねあり。取っ手が上がったままドア開放状態。取っ手を下げてカンヌキが出た状態を固定できません。PUSHボタン裏の部品が足りない。老朽化で壊れたようです。守備範囲外の業務内容とも言えますが、面白そうなので、調査してみました。この金物は、平面ハンドルという製品なんですね。私の知る金物メーカーだと、TAKIGENやLAMPぐらいです。手持ちのカタログをくまなく探しても、寸法が一致するものはない。そこで、仲間内に聞いてみました。聞いたこともない金物メーカーが沢山出てくる。さすが博識のオールラウンドプレーヤー。ネット検索を駆使して、ようやくたどり着きました。こういう金物メーカーって直接卸してくれることが多い。本日は取り寄せた新品に交換です。
アパートの共有物なので、自分の都合のよい時間に現場へ行ってよい。ところが、その部屋の入居者と遭遇。事務的な会話を交わして、交換作業を見守られることになりました。さらに、掃除をしている随分温和そうなおじいさんが寄ってきます。ああ、大家さんですね。なんとも奇遇な鉢合わせとなりました。カンヌキ?にはメーカー名と製品名まで、ちゃっかり刻印がある。既存の製品にも刻印があれば、調査に苦労することはなかったのに。扉と同じグレーの塗装で覆われていたので、刻印が隠れていたんですかね。