MIWAディスクのピック
八王子で玄関ドア解錠依頼。お客さんは近くの警察署に駆け込み、警察官がタウンページを見て電話したようです。この依頼ルート、現在では激減しましたね。2000年くらいまでは、インターネットの普及率も低く、公衆電話も沢山ありました。昔は、タウンページが鍵屋にとってメインの宣伝媒体だったと思います。今日では、公衆電話ボックスもなく、戸外でタウンページを見つけようとしても難しい。カギをなくしたと言って交番に駆け込む人も減ったでしょうし、携帯でネット検索できる環境です。カギスターの場合、タウンページは広告費をペイしているだけの売上げ、やめるかどうか3年くらい迷っています。さて、現場のアパートは装飾錠2ロック。アパート玄関でも、たまに戸建玄関風ドア、サムラッチ錠があります。運の良いことに、MIWAディスク。現在、玄関カギ開けはディスクに当たることのほうが少ないので、嬉しくもあり、拍子抜けする気分です。逆にこのドアでシリンダー交換をしていたら、無破壊はほぼ無理だったでしょう。売上げ0の可能性があった。ツイテル。
帰り道、お付き合いのある合鍵屋さんに顔を出します。売上げは芳しくないとの話。2月は売上げが落ちるもの、という時節的な要因でなく、地域的な事情があるようです。八王子は大学や専門学校が多い地域、学生客も多いという地域柄です。ところがここ数年、大学や専門学校がいくつも23区内に移転しているそうです。理由は?千葉、埼玉、神奈川方面が実家の親御さんにとっては、ご子息を八王子に一人暮らしさせる経済的余裕がなくなってきたのかと思われます。23区内であれば、実家から通わせられる、というわけで学校側へ要望を出す。23区でも地価が大分安くなったので、学校としてもコストに見合う。まあ、話の半分は推測になります。そういえばカギスターも、大学の敷地でバイクの鍵作をすることが2年ほど前に比べて、随分減ったと感じます。さらに、八王子そごうが近々に閉鎖決定、テナントの合鍵屋さんが閉店の挨拶に来たそうです。店をたたむ合鍵屋の話も少し耳にしますね。