戸先鎌錠は危険だ

引戸ドア
八王子、24時、戸建玄関。3年ほど前にリフォームしたと聞いたので、玄関からの解錠は100%不可能だと覚悟します。「玄関を閉めたら、ロックした」というドアは一枚引戸。(自動施錠じゃあるまいし、勝手にロックなんてあるのか)疑問に思いながら、現場に到着。なるほど、開きドアならありえないけど、引戸の戸先鎌錠ならあり得る。鎌が完全に引っ込んでいない状態で、勢いよく引戸を閉めると、衝撃で鎌が突出してロック完了となります。過去にも経験あり。サッシメーカー仕様のPSシリンダー2個が付いています。セキュリティホールを探すため、戸建周囲の窓をチェック。
窓サブロック
左右引き違い窓が1つある。それ以外は上下スライドあるいははめ殺し。ヘッドライトの光に蚊が寄ってくる。攻撃的な蚊に何箇所も刺される。早く終わりたい。引き違い窓のクレセントを開けて、(開きましたよー・・・)と言おうとしたら、20mmスライド時点で何かが引っかかる。従来なら、これで仕事完遂ということが多かったのに。窓下にサブロックというのか、ストッパーというのか、突起があるんだと確信。近年のサッシ窓は、2重ロックが主流になりつつある。クレセントだけ回しても、このサブロックを倒さなければ、売上げ0ってのが鍵屋の辛いところ。何とかサブロックを倒したあと室内側から視認。売上0にならなくてよかった。この窓に取り外せない格子が付いていたら・・・ギブアップ間違いなし。鍵屋の玄関開けは、本当に厳しい時代になってます。

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