続・BMWワゴン鍵閉じ込み
6月に訪れた修理工場にまた来ました。またBMWのツーリングワゴンです。年式が2008yらしく、前回と同じです。板金作業中、勝手にロックしたらしい。2008年にマイナーチェンジを行っているようで、このモデルがセキュリティレベルを上げたために、起きたんでしょうか。でも解錠方向は前回とは違いました。
よくあるパターンで、施錠方向には簡単にピックできます。この配列イメージで解錠方向へピックしようにも、タンブラーに負荷がかかっていません。テンションを強めにしても同様。強引に正解デプスの位置までタンブラーを押し上げ、または押し下げます。それでも、また負荷のあるタンブラーがなくなります。これはハズレだ、はまるパターンだと気付き、仕切りなおし。工具箱を椅子代わりに、体勢を修正します。20分以上右回しテンションをかけていると、左腕が疲れる。テンションをキープしつつ小休止。額で発生した汗のしずくが、まつ毛に落ちるので、(集中、集中)と言い聞かせながら、再開します。解錠の過程での、内筒がカクンとわずかに傾く感覚が気持ちいい。この内溝ウェーブは、当たり・ハズレの差が大きいですね。