グループハウスの錠取付
新築戸建が5軒並んでおり、そのうちの1軒からの依頼です。年配の女性3人の共同購入のようです。室内ドアに鍵がないので、プライバシーを確保するため、本締錠を取り付ける工事です。現場は八王子ですが、駐車場にある車を見ると、品川ナンバーやら横浜ナンバーやら。普段は都心に住んでいて、主に週末、別荘のように利用するのだそうです。リッチなマダムだと思っていたら、皆さんそれぞれ事業の経営者のようです。経済的に余裕のある奥様方がグループハウスとして購入したのでしょうか。こういう方々は、料金を聞くのが最後ですよね。確認の意味で「ところで、料金は?」とおっしゃいます。
3部屋ともMIWA 03ZLCと刻印のあるレバーハンドル空錠です。バックセットを合わせて、GOAD S-ADチューブラ本締錠を取り付けました。実は先日、寝違えて背骨を痛めました。しゃがむと痛い。左右を向いても痛い。こういう状態なので、楽しむ余裕がなくて残念でした。フロントの掘り込みで気づいたのですが、木製ドアの表面は2mm厚のプラスチックのような素材が接着されています。この素材、ノミを打ち込んでもなかなか切り込めず、困ったものでした。木が見えると加工はサクサク軽快に進みます。あの素材、もっと楽に加工できないものでしょうか。大量の木屑が出るので、全身おがくずを浴びました。