KODAI装飾錠交換
地元昭島の戸建住宅です。30年ほど使ったサムラッチ空錠が壊れているので、親指でサムピースを押してもラッチが引っ込みません。サムラッチ空錠と本締錠がセパレートになっているのは、日本メーカーでは長沢(KODAI)のみじゃないでしょうか。壊れている空錠のみ交換するとなると、形状の違う取っ手になります。ドアの塗装の違いが露出しないよう、チューブラ本締錠とセットで形状が同じモナコT-305を取り寄せました。受注生産品で納期3週間までの間、ラッチボルトを引っ込めてガムテープを貼って、しのいで頂きました。
KODAIは現在ピンシリンダーの製造をやめて、ディンプルキーのみになっています。定価もどんと上がりましたが、防犯性も高くなりました。このお客さん、6年以上前に仕事とは別件でお会いしたときに、名刺を渡していた方でした。鍵のトラブルが起きたときに、6年前の出会いをよくぞ思い出してくれたものです。ありがたい。
取り替えた製品の取付説明書が欲しい、と言われたのは初めてです。伺ってみると、やはり現役時代はエンジニア、技術屋なのでした。