日産パオの鍵抜き
20年ほど前に日産で限定販売されたパオ。レトロなデザインが人気でした。当時の限定車Be-1,フィガロとともに玉数が少なく、現在はプレミア価格になっています。イグニッションで鍵が折れたので、まずはキー破片を抜きます。破断面がねじれているようだと、苦労することがあります。今回は金属疲労できれいな破断面です。3分で抜けました。最近は、ぼったくり完遂あるいは未遂の話をよく聞きます。別の大手鍵屋に問い合わせたところ、鍵抜き\25,000+鍵作成\15,000と言われたそうです。びっくりプライスだ。
この日産M301鍵抜き、今年は定番仕事になりつつある。折れた鍵をなじみの合鍵屋さんでコピーしてもらう、とお客さん。キーマシンのバイスでためしに折れ鍵を挟んでみる。ストッパーから折れており、挟むことは不可能。合鍵は不可能、作ったところで不正確、配列を読んでコード作成することを勧めます。合鍵屋さんでは、コード作成できませんよ。8枚中、4枚が最深カット、根元と先端にある。非常に折れやすい配列なので、2本作成。長年使わないようにアドバイス。トータル\10,500頂いた、調布市の現場仕事でした。