3月2010

WESTアクト錠

面付レバーハンドル
あきる野市のアパート玄関にはWESTアクト面付レバーハンドル錠が付いています。ナショナルやパナホームのアパートには、WESTのアクト面付錠が多い。
WESTアクト
ケース裏蓋を外して、シリンダーを交換するので、若干注意が必要です。ストライクの中には、デッドボルトに連動するレバー状のスイッチがあります。帰宅時、解錠してデッドボルトが引っ込むと、玄関灯が点灯する仕組みになっています。

ベランダドア内締錠取付け

スーパーブロック
日曜日の朝9時台までは、道路がすいているのでスイスイ走れて気持ちがいい。30分も早く現場の西東京市に着きました。2Fのベランダに通じるドアが防犯上不安だということで、サムターン着脱式の内締まり錠スーパーブロックを取付ける工事です。
内締まり錠
ガラス入りドアの框幅が狭いので、ストライクを掘り込みにするしかありません。4点貫通穴を開けて見ると丁番側の穴は、ドア面と垂直に補強板が入っていて、やっかいな作業となりました。補強板より丁番側に穴を開けるとガラスに接触して簡単に割れそうで怖い。でも戸先寄りに取付けるにしても、本体がドア枠に当たってしまう。もうぎりぎりの位置で補強板を少しずつ削り、化粧板の4本足がなんとか入ります。ストライク掘り込みもやっかいだったので、予定の2倍以上時間がかかってしまいました。室外の化粧板が錠の存在をアピールしています。

TOSTEM玄関錠交換

TOSTEMクリエラ玄関
羽村市の戸建玄関です。TOSTEMのクリエラという玄関ドアは約20年使っているらしい。サムラッチ錠のラッチボルトが十分に引っ込まず、なかなかドアを開けられない状態になっています。年数を経たサムラッチ錠にはよくある不具合です。原因は親指で押し込むサムピースの部品が磨耗で削れているためです。2mmほど削れているので、上下のスライド量が足りません。スライド運動が角芯の回転運動に変わるのですが、本来の角度90度でなく45度しか回らないので、ラッチボルトも半分くらいしか引っ込みません。
サムピース
当然このパーツだけ注文できるわけではありません。磨耗部分をはんだ付けしてみようかと思いましたが、信頼性に欠ける修理で、トラブルが再発する恐れも否定できません。トステムのメンテナンスパーツがまだ製造されているので、一式交換としました。主錠ケースLE-01補助錠ケースTE-01以外のセット(主錠サムラッチ、室内レバーハンドル、補助錠飾り座内外、上下同一URシリンダー)で交換です。

94yブレイザー鍵なし

ブレイザー
94yブレイザーのイグニッションキーが折れてしまったそうです。
イグニッションの中で折れたのかと思ったら、別の場所で折れて気づかないまま、折れた鍵は見当たらないもよう。キーヘッドだけがキーリングにつながっています。古いタイプのシボレーなので、ドアキーは別です。シボレーだと95年以降はドアキーとイグニションキーが同じはずです。旧タイプの6カットを見かけることは、かなり減りました。
GM6イグニッション
6カットはピッキングできないタイプで、専用工具が必要です。イグニションだと専用工具で回る確率は低いので、ステアリングを着脱してシリンダーも外すことになるだろうと思っていたら・・ステアリングを外すことなく鍵作成完了できました。かなりついてます。バッテリーがあがっていたので、ジャンピング作業の後、エンジンをかけてVATSが入っていないことを確認しました。

グレモン錠シリンダー交換

MIWA GT50
地元昭島の都営住宅です。横田基地周辺の都営住宅や公団・公社の住宅の玄関錠は、たいていグレモン錠です。グレモン錠は遮音性を高める防音ドアに使われます。グレモン錠は、デッドボルト以外にドア上と下に垂直方向にロッドが突出します。シリンダーはよくあるねじ込み式ですが、通常より厚いドアなので、厚扉用のシリンダーをいつも在庫しています。おじいさんの話を聞くと、ベランダを施錠時に何者かに侵入されて、鍵を1本盗まれたといいます。話はまだまだ続くのですが、経験上これは(被害妄想)で間違いないでしょう。状況説明からすると、論理的に矛盾しており、いくらでも指摘はできます。しかし、残念ながらこういう場合、交換するまでは話が終わらない、もしくは1時間以上かかります。交換すれば安心して納得してもらえるのが事実です。そして、たいてい数週間後か数ヶ月後にリピートの依頼が来ます。カギスターが設けているルールは(このお客さんは次回からカギ交換を受け付けない)です。鍵屋さんによっては、何度も依頼を受けて”食い物”にする人がいます。過去には、kaba elostarという20万円コースの錠前をつけていたおばあさん宅がありました。理不尽なリピート需要をエサにされた玄関ドアを見て、(ハイエナのような鍵屋だ)と思ったことがあります。

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