車
八王子、工業団地の一角。工場敷地内にサンバーあり。依頼者の携帯にTEL。「あー俺はそこにはいないよ」最近このパターンが時々ある。困ったものだ。道理を立てれば、売上げが立たず、というケースに今後多く接することになるでしょう。今回は、住所を同じくする依頼者の息子さんがいたので、よしとする。解錠作業自体は面白みなし。ちょうど敷地内に入ってきた大型トラックに積載された奇妙な物体に興味を持つ。聞くと、警察無線のレーダーだという。これから焼付け塗装を行うそうです。
仕事柄、毎日運転するカギスター、幹線道路はもちろん街道にもカメラ設置が大幅に増えているにことに気付く。民主党政権が監視国家への歩みを加速しているのか。脳内赤化が完了した仙谷なら、やりかねない。映画Enemy Of Americaのようなシステムが日本で完成してしまうのだろうか。
12月 29, 2010 1:13 PM|
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鍵がイグニッションに入らないという。いつもはロードサービスから依頼の来ないエリア、多くの鍵屋が断ったに違いない。多摩市の商業ビル地下Pに到着19:30。確かに、キーが先端部分しか入らない。H15年くらいのモコ、つまりスズキMRワゴン。このタイプはハーフ382を使用している。経年劣化で鍵が廻らなくなるトラブルが起きるので、開発したトヨタも現在は採用していない。最初はタンブラーの洗浄で直るレベルかと思っていました。クリーナを吹いても、状況変わらず。鍵穴見ると、手前のハーフがずっこけている。解消できないレベルのずっこけ方だというイメージ。ピックしたのではないのに、通常使用でハーフタンブラーが、しかもイグでこけている。こんなこと、あるんだなあ。
ずっこけ解消用ブランクを挿す。キーは奥まで入るようになった。しかし廻らない。よくよく鍵穴を見ると、手前ハーフの左側は視界にはない。伸びきった右側ハーフはゆるゆる、スプリングが効いていない状態。最悪。すでに左側のハーフは外筒にまで飛んでいるのか。右側ハーフをめいっぱい横方向に押す。ひたすらこれを繰り返す。左側ハーフは降りて来ない。シャッターをスライドさせた状態で、覗きながらピック持つ作業。シャッターがなければ、あるいは手がもう1本あれば、という気分。執着心で2時間ほど続けた。結論から言うと、見極めが悪かった。ギブアップ。高さ制限のある地下P、レッカーが入れないようなら破錠か。イグニションの破錠もけっこう体力勝負。あまりやりたくない。幸い、レッカー手配できたようなので、撤収。これがドアなら内張り剥がして分解できる。イグだとACCまで回せない以上、どうしようもない。根性と執着心だけでは、解決できないこともある。時間の見えない作業で、ひたすらお客さんを待たせるのもよくない。こういう依頼、5分かかるか5時間かかるか分からない。報われないこともあるもんだ、と意気消沈。
12月 23, 2010 10:59 PM|
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12時三鷹で金庫カギ作成の予定。片道25kmのうち20km走ったあたりで、「カギ見つかりました」とキャンセル電話。何度も電話を受けていただけに、ガックリ。鍵屋に依頼した後、本気でカギを探し始める人、たまにいる。気持ちを切り替え、即Uターン。日曜なので、帰巣本能を働かせて、地元待機が賢明。予感的中、車のインロックが連発。まずはサマーランドのゴルフ練習場でギャランの閉じこみ。終了直後、すぐ近くでベンツCクラスのインロック発生。お客さんは知り合いの家で待機中。お客さんを助手席に乗せ、あきる野市の農場へ。
車内にカギが多分あるらしい。2005年式C180発見。2トラのドアをピック、すぐ開いた。お客さんいわく「カギがあるとしたら、トランクなんだけど・・・・」トランクインロックとは聞いていない。当然、ベンツにトランクオープナーはない。トランクの鍵穴を見ると、下向き・・。物理的に覗くのは不可能。お客さん、トランク鍵穴の存在を初めて知った模様。さらに、車内にトランクオープナーがあると思っていた模様。自分の車について知らない人、増えている。リモコンだけで操作するのが当たり前になったからでしょうか。とりあえず、手探りピック工具でトランクピックTRY。解錠方向はどっちだ?経験者に聞く。逆に回すと、セキュリティーロックになってしまう。解錠方向には廻る感覚つかめない。となると、ドア鍵穴覗いて、鍵作製する。トランク鍵穴にキーを差し込んで解錠、これしかないでしょう。しかし、これは有料。料金伝えると、予想通り拒否。ロードサービスだと無料を前提に依頼している人がほとんど。「無料サービスはここまでです」と伝えて撤収。残念そうなお客さん、自宅がある川崎から家族にスペアの鍵を持ってきてもらうことになりました。
12月 19, 2010 8:35 PM|
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羽村市、3年落ちムーヴのインロック。2007年地図データのナビで番地が出てこない。おかげで現場付近でのタイムロスが2分ほど発生。過去に、目的地付近でお客さんに場所を聞いたとき、不機嫌に返されたことが何度かある。「おたくさあ、ナビあるんでしょ?何でわかんないんだよ!」厳しい時代だ。携帯電話事情の変化も影響している。開業当時は、たいてい現場付近でお客さんが立っていてくれた。現在は、自宅もしくは近くで待機しているお客さんに、携帯で電話するスタイル。したがって、車を発見しにくい場所だと、どうしても付近で迷う時間が発生する。インロック解錠は、無料のサービスどころではなく、もはや契約者の当然の権利と化している。5分遅れたことでクレームになったこともある。最新地図データを更新するか、新しいナビを購入しないといけない。マンション立体駐車錠に到着。雨がしとしと降る中、おばさまが傘をさしてくれる。ありがたい。このタイプは本当に難易度が高いと思う。外車ウェーブの方が全然楽勝だ。少なくとも5年前の自分なら、配列によってはピックできない。したがって鍵作しながらの開けとなり、時間がかかる。雨に打たれながらも、とにかく集中力を切らさないこと、それが一番大事~。何とか10分でピック完了。ドアを開けるとアラーム発砲。エンジンかけて鳴り止む。リモコンキーが効かない。ピックしての解錠、つまりキーであけることによってセキュリティの設定が変わることもあると聞いた。もう一度キーで施錠すれば元に戻るか?やはりリモコンに無反応。電池切れの可能性が高い。インロックの原因が電池切れかも知れない。あるいは取説を見ながら、セキュリティ設定をやり直しなのかな。過去に、ピック解錠して帰宅した後、”鍵屋のせいでリモコンが効かなくなった”というクレームを受けたことがあります。この辺の勉強もして、理論武装が今後必要になります。
12月 14, 2010 12:00 AM|
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八王子市、パルサーのインロック。今ではなかなか見かけなくなった、生産中止の車。路地の突き当たりに見つけた。その手前10mにスーパーカーあり。圧倒的な存在感に目を奪われる。一応、最後の?スーパーカー世代だと思うカギスター。これはランボルギーニ?スパイダーだ。ガヤルドというモデルらしい。こういっては何ですが、普通の戸建住宅に似つかわしくない印象。住宅よりスーパーカーの方が高いのでは?ピックしながら、お客さんに話しかける。「そこにすごい車、停まってますよね・・・」「そうなんですよ、あれだと盗難やいたずらが気にならないのかな」こんな車のインロック開け、死ぬまでに一度やってみたいものだ。
帰り道にホームセンターに寄る。土日祭日は人ごみを嫌い、極力こういう店には入らない。朝一なので、まだ込み合ってないだろうと予想。お目当て工具の選択肢がいくつかある場合、できるだけmade in JAPANを選ぶ。Made in CHINAしかないなら、せめて日本企業を選ぶ。こういったことを国民の大半が意識すれば、デフレは加速しないと考えている。しかし、日教組による左翼教育が蔓延している現代、健全な愛国心さえ育たない。私みたいな中途半端な日本人でも、百冊単位の近現代史書籍を読むこと、TVの時間を大幅削減して桜チャンネルを見ることで、ようやく歴史の真実を知ることができた。100円ショップに行くのは愚の骨頂、あの安さはチャイナによる世界中への失業とデフレの輸出だ。カギスターは滅多に私服を買わない。360日くらい作業服だから必要ない。しかし、いざ衣類を買うとなると、どの店に行ってもmade in CHINAだらけで悲しくなる。仕方なく購入してしまう。次回からは、せめて親日の新興国を選ぶように意識する。
12月 11, 2010 11:22 PM|
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