車
昭島市、タントの鍵閉じ込み。朝からジリジリ焦がすような熱気です。ピックを開始すると、電話が鳴る。移動中は鳴らないのに、作業開始するとなぜか電話が鳴ることが多い。現場でお客さんと会話を開始したときにも、鳴る確率が高い。鍵師七不思議の一つです。ピック作業を中断したくないので、いつもイヤホンで自動着信対応しています。電話応対が少し上の空になったかも知れません。人によっては、あまりやる気のない電話応対だと思われることもあるようです。仕方ありません。ピックの集中力が少し削がれる。高年式タント、難易度が結構高い。内溝ウェーブの方が全然楽です。過去にも経験しているのに、解錠方向を忘れていました。施錠方向に回してしまい、通常のダイハツとは解錠方向が逆だと気付きます。テンション加減がかなりミソになる。解錠方向はすごく決まりづらい、嫌な配列です。もう、鍵作した方が早いか、というくらい時間が経ったような気がします。20分かかりました。これ以上かかるようなら、鍵作ですね。経験の浅い時代のカギスターなら、1時間かかったかも知れません。それにしても、この鍵穴のガイドは思い切り邪魔です。一般人は車格と鍵の難易度が比例すると思っている人が多いようでして、随分時間かかるのね、なんていう反応をされたりします。10分を越えると汗が湧き出てきますね。暑い暑いといっても、一日中炎天下で作業する職人さんに比べれば、なんてことない。私がそんな作業をすれば、すぐに熱中症になるかも知れません。
8月 13, 2011 7:52 PM|
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H17年日産フーガの鍵紛失、小平市。当然イモビライザー搭載で、車屋さんが立ち会います。なんとかステアリングロック解除して、積載するつもりだといいます。ピッキング解錠してドアを開けるとアラームが断続的に鳴る。バッテリーを外します。イグニションがなく、start/stopボタンのみです。サウナのような熱気の車内でメカニックが作業しています。いやほんと、ご苦労さまです。ロック解除、どうやらうまくいかないようです。日産車だと、通常はディーラーのメカニックが来て現車のキーナンバーなどを調べて、2週間後にイモビキーを持ってくる流れのはずです。お客さんも立ち会っており、来週には使いたいと言ってます。でも、この状況で「即日対応できる鍵屋さん紹介しますよ」とは言えない。お客さんは購入した車屋さんに依頼しており、こちらは鍵開けを依頼されただけの立場です。とりあえずドアを開閉するメカキーを依頼されたので、作成して退散です。午後一の現場まで時間が空いたので、木陰を見つけて休息しながら読書します。
そんなカギスターに近づいてきたのは、(警視庁機動捜査隊)を名乗る刑事でした。11年前の世田谷一家殺人事件の捜査聞き込みでした。世田谷区とは随分離れた武蔵村山市で、捜査をしているとは驚き。現場で犯人の指紋が検出されたので、しらみつぶしに指紋押捺協力をお願いしているそうです。東京都民1300万人にすべて行うつもりか?気の遠くなるような仕事量です。この猟奇的な殺人、半島系カルト宗教とのかかわり、そして犯人はすでに日本から半島へ行ったという情報があります。この事件解決には、警察の捜査力よりも、政治の力が必要だと私は考えています。現政権は、反日大統領ノムヒョンではないのだから、国境を越えた捜査協力を仰がないといけないでしょう。指紋を押しながら、そんなことを刑事さんに話しました。特亜人の入国緩和が続けられる以上、このような未解決事件はまた起こるでしょう。
8月 9, 2011 7:53 PM|
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この夏初の、避暑地インロック。例年なら、奥多摩や檜原村方面への出動がバンバンあります。やはりインロック件数が少なくなってます。本日は土曜日なので、レジャー車がやたらと多い。武蔵五日市駅からレジャー用品を担いで歩く人たちも多い。夏祭りもあるんでしょうか、トラックと一体化した山車が何台も走っています。渓谷にあるキャンプ場の駐車場到着。S-MXはエンジンをかけっぱなしです。エアコンのせいでウインドウが随分曇ってます。ピック自体はまったく面白味なし。
眼下に広がる渓流を見ると、心が安らぎます。でも、遊びたいという気持ちは起きません。最近、玄関ドアを開けても、車やバイクの鍵を作っても、何も感動がなくなりました。11年も経てば、精神的にマンネリ化するのかな。正月には8年ぶりに長期休暇を取りましたが、心が乾いているのかも知れません。やはり新しい領域に足を踏み込まないと、昔のようにみずみずしい感動は得られない気がします。帰り道はレジャー車で大渋滞、一本道なので抜け道もない。往路が渋滞してお客さんを待たせる方がイライラするので、復路は観念してのんびり帰ります。
8月 6, 2011 7:26 PM|
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H17年式パッソの鍵紛失。トヨタ最小、なんてTV CMを思い出します。グレードによっては、イモビライザー標準だったはず。「イモビライザーは付いていない」と確認して、八王子現場到着。久々のM378鍵作、20分ほどで作成。メーターパネルを見ると赤いランプ点滅。しまった、最初に確認しとけばよかった。イモビ入ってます。パッソはダイハツのキーフリーシステムと同じイモビ。作業前にもおばさんに確認したんだけどね。中古で買ったらしく、何度言っても(イモビライザー)という言葉を覚えてもらえませんでした。「コンピュータ修理なのね」とお客さんなりに理解したようです。

このイモビシステムに対応できる鍵屋さんは、イモビ対応する鍵屋の中でも、さらに少数派。幸い、benzやbmwも対応できる日本屈指の鍵屋さんに連絡が取れました。夜には現場到着できるので、お客さんに紹介して退却。ディーラーだと、レッカー牽引さらに納期2週間となる模様。恐縮ですが、通常鍵作料金の半額を頂きました。見た感じ、リッチ系マダム?料金についてはまったく気にしておりません。お客さんによっては、「出来なかったのに料金取るの?」となりますから、大変です。ことイモビライザーに関しては、言葉自体を知らない人がいまだにすごく多い。電話応対時に確認をしても、「そんなシステム付いているわけがない」という根拠のない思い込み回答が多いです。現行アッパーミドルクラス以上なら100%付いていますし、軽自動車でも結構な確率で搭載車が増えてます。イモビならずとも最新の住宅錠についても、お客さんの言うことを信用してはいけない。新築マンション、最新の錠でも「普通のカギ」と表現しますからね。それほどハイセキュリティ化そして複雑化しているってことで、本職でもキャッチアップするのが大変です。今後ますます電話でのやりとりがスムーズでなくなるでしょう。さらに、現場で話が違う、悪徳鍵屋かーと言われる確率が上がるのかなと不安になります。
8月 5, 2011 7:26 PM|
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7月8月は例年夜間出動が多くなる。夏は夜間でも人の動きが活発になるからでしょうか。でも今年の7月は不景気の影響なのか、夜間のトラブルが少ない。今夜は、八王子、マークⅡWGのインロック。古い年式なのでM382ハーフ、もといsplitタンブラーでした。タンブラーは少しグダグダ気味。なのでsplitは優しくピックしようと思う。ピック時45度回転、そして戻すときもsplitを抑えながら、splitタンブラーをずっこけさせないように気を使います。車内にあるキーで開け閉めの確認を行います。施錠方向には全く廻らない・・・開錠方向には20度しか廻らない・・・
おいら、タンブラーをずっこけさせたのかな?もう一度鍵穴を覗く。いや、splitは問題ない。おばさまが言う。「その合鍵、ずっと調子が悪いのよー」なんだ、鍵のせいか。びっくりした。見たところ、随分見た目の汚い合鍵です。配列を読んで純正データでカットすることにしました。なんともいい加減なデプスがあり、1と2の中間のようなカットがあります。とりあえず浅くカット、廻らないので1段階深くカット。全ての鍵穴でスムーズに廻るようになりました。実車がなくて、店舗に合鍵だけ持ち込まれたとしたら、厄介なケースだな、と思いました。おばさまがディーラーに相談したところ、シリンダー一式交換で結構な見積もり金額を言われたそうなので、たいそう喜んでおります。この汚い合鍵、助手席では廻らない。ハッチでは右回ししか出来ない。運転席の施錠で数分かかることもザラだったそうな。開錠は20度までは廻り、集中ドアロック解除音が出る。それにしても、こんな不快指数の高い合鍵をよく我慢して使い続けましたね。
7月 14, 2011 11:55 PM|
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