パッソ鍵作成未遂

トヨタ パッソ
H17年式パッソの鍵紛失。トヨタ最小、なんてTV CMを思い出します。グレードによっては、イモビライザー標準だったはず。「イモビライザーは付いていない」と確認して、八王子現場到着。久々のM378鍵作、20分ほどで作成。メーターパネルを見ると赤いランプ点滅。しまった、最初に確認しとけばよかった。イモビ入ってます。パッソはダイハツのキーフリーシステムと同じイモビ。作業前にもおばさんに確認したんだけどね。中古で買ったらしく、何度言っても(イモビライザー)という言葉を覚えてもらえませんでした。「コンピュータ修理なのね」とお客さんなりに理解したようです。
キーフリーシステム
このイモビシステムに対応できる鍵屋さんは、イモビ対応する鍵屋の中でも、さらに少数派。幸い、benzやbmwも対応できる日本屈指の鍵屋さんに連絡が取れました。夜には現場到着できるので、お客さんに紹介して退却。ディーラーだと、レッカー牽引さらに納期2週間となる模様。恐縮ですが、通常鍵作料金の半額を頂きました。見た感じ、リッチ系マダム?料金についてはまったく気にしておりません。お客さんによっては、「出来なかったのに料金取るの?」となりますから、大変です。ことイモビライザーに関しては、言葉自体を知らない人がいまだにすごく多い。電話応対時に確認をしても、「そんなシステム付いているわけがない」という根拠のない思い込み回答が多いです。現行アッパーミドルクラス以上なら100%付いていますし、軽自動車でも結構な確率で搭載車が増えてます。イモビならずとも最新の住宅錠についても、お客さんの言うことを信用してはいけない。新築マンション、最新の錠でも「普通のカギ」と表現しますからね。それほどハイセキュリティ化そして複雑化しているってことで、本職でもキャッチアップするのが大変です。今後ますます電話でのやりとりがスムーズでなくなるでしょう。さらに、現場で話が違う、悪徳鍵屋かーと言われる確率が上がるのかなと不安になります。

マークⅡWGインロック

マーク2WG7月8月は例年夜間出動が多くなる。夏は夜間でも人の動きが活発になるからでしょうか。でも今年の7月は不景気の影響なのか、夜間のトラブルが少ない。今夜は、八王子、マークⅡWGのインロック。古い年式なのでM382ハーフ、もといsplitタンブラーでした。タンブラーは少しグダグダ気味。なのでsplitは優しくピックしようと思う。ピック時45度回転、そして戻すときもsplitを抑えながら、splitタンブラーをずっこけさせないように気を使います。車内にあるキーで開け閉めの確認を行います。施錠方向には全く廻らない・・・開錠方向には20度しか廻らない・・・
382汚い合鍵おいら、タンブラーをずっこけさせたのかな?もう一度鍵穴を覗く。いや、splitは問題ない。おばさまが言う。「その合鍵、ずっと調子が悪いのよー」なんだ、鍵のせいか。びっくりした。見たところ、随分見た目の汚い合鍵です。配列を読んで純正データでカットすることにしました。なんともいい加減なデプスがあり、1と2の中間のようなカットがあります。とりあえず浅くカット、廻らないので1段階深くカット。全ての鍵穴でスムーズに廻るようになりました。実車がなくて、店舗に合鍵だけ持ち込まれたとしたら、厄介なケースだな、と思いました。おばさまがディーラーに相談したところ、シリンダー一式交換で結構な見積もり金額を言われたそうなので、たいそう喜んでおります。この汚い合鍵、助手席では廻らない。ハッチでは右回ししか出来ない。運転席の施錠で数分かかることもザラだったそうな。開錠は20度までは廻り、集中ドアロック解除音が出る。それにしても、こんな不快指数の高い合鍵をよく我慢して使い続けましたね。

セルシオ20トランクロック

トランクロック瑞穂町、20セルシオ後期のトランクインロック。メインキーをトランクに閉じ込み、サブキーだけ持っている状態。サブキーでは、ドアとイグニションの鍵穴を回すことはできても、トランクやダッシュボードの鍵穴は廻りません。貴重品をしまう場所は、メインキーでないと開けられない、という発想は海外から来ています。ちなみにイモビライザーの世界でいう、メインキー・サブキーとは違います。運転席ハンドル下のトランクオープナー横にトランクロックの鍵穴があります。鍵穴が沈んでおり、ロック状態です。サブキーは挿入できません。トランクの鍵穴にも挿入できません。TOY40Pロングだと、トランクやグローブボックスに追加タンブラーがあります。キーは差し込めても回すことは出来ません。セルシオトランク今回のようにTOY48Pショートだと、キー断面が若干違うのでキーの差込自体が不可能です。サブキーと違い、メインキーの背中の両端は若干削られています。トランクのピック、短時間でも胸で発生した汗がお腹を伝って、へそで止まるのを感じます。そういう季節になったのだと実感。ピックした後、引っかかったタンブラーを戻す方が、時間がかかりました。よくよく考えると、ピックなどしなくても合鍵をカットすれば、イモビチップなしのメインキー出来上がり、てことでトランク解錠可能だな、と気付きました。メカニカルのメイン・サブキーはキーウェイ形状を変えるもしくは追加タンブラーによって使い分けを可能にしています。M382のような刻みキーでもサブキーがあるようです。メインキーとの違いはどうなっているのだろうか気になりました。

wishバッテリーあがり

トヨタwish八王子、トヨタwish。運転席ドアが壁にべったりとは聞いていないよ。高年式なので鍵穴は運転席のみ、ああblue。バッテリーがあがって、リモコンが反応しない。いずれにしろジャンピングが必要なので、ドアを開けられなくても、ボンネットを開けられればいい。お客さん、知り合いの板金屋を呼び、ボンネット開けにトライしてもらったけど、出来なかったといいます。仕方ないので、久しぶりに差し金攻撃を開始します。ウインドウ越えツールは挿入すること自体不可能です。障害となるプレートがウインドウ下に入っています。ドア内部も差し金対策が進化しています。手口変更、ドア枠をあおります。工具の先端がロックボタンに接触しても、unlockまで倒せない。曲面だらけのロックボタン、トヨタはこういう解錠方法まで想定しているの。工具先端がグリップせず、ツルツル滑ってしまいます。グリップする材料を先端にはめ込んでみました。30分経過、何とかロックボタンを倒すことが出来ました。鍵穴があれば3分以内に終わるのに。。今後ずっとこういう駐車をするなら、助手席ドアを施錠しない、もしくはボンネットを開けておくか、考えないとダメでしょう。作業終了後、数分してスコールのようなどしゃぶりになりました。ツイテル。

ホンダFIT鍵作製at所沢

ホンダFIT所沢市22:30到着。正直問い合わせ電話では、あまり印象がよくなかった。「本当にそれ以上かからないんですか?」「出張料金や技術料金やら別にかかるんじゃないですか?」何度も聞いてくる。依頼する気がないパターンだと思っていたので、もう電話を切る口実を考えていました。ところが予想外に県境の多摩湖を越えて、鍵作することになりました。hondaフィットH14年はウェーブキーです。初期型と違い、助手席とハッチに鍵穴はありません。H20くらいからイモビが標準だったかな。ドアキーを作成、さらにイグニションで追加分をカット。HONDA MT-7女の子に鍵を渡してクレジット手続きをする際に、過去の経験を聞いて疑心暗鬼の理由がわかりました。以前にもFITの鍵を紛失して、作成したときになんと13万以上取られたといいます。電話での横柄な回答では7万くらいだと言われたのに、現場では解錠料金別途3万だの、追加タンブラーで別途2万円だの。。。唖然とする追加明細になすすべなくぼったくられたトラウマがあったんですね。一般キーでなくウェーブキーとはいえ、7万という料金がすでに相場を大きく越えています。さらに、鍵作するのだから解錠料金という項目自体が不要。イグニションで追加タンブラーがあるから追加料金なんて、素人に言うかね。その鍵屋グループの名前はもう忘れたそうです。有名なキーワードを冠したグループだった記憶があると言っていました。ALOAのメールマガジンを見ても、鍵屋ぼったくりはアメリカでも増えているようです。GHOST locksmithという、実在しない鍵屋の大量広告も問題視しています。あちこちに問い合わせて料金比較をする人が増えたのは、こういうことが要因でもあるわけですね。悪徳業者のせいで、懐疑的な問い合わせ客を増やしています。

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