住宅

ATOMサムラッチ錠鍵作成

ATOMサムラッチ
古い戸建の競売物件です。リフォームが完了して転売する段階で、鍵をなくしてしまったようです。築年数が古いだけあって、廃盤の
ATOMサムラッチ錠が付いています。ディスクシリンダーなので、MIWA同様クラッチ機構を考慮した解錠を行います。さて、交換するとなると、錠前セットで加工も必要となります。キーシリンダー部分のみの交換が出来る場合に比べて金額が3倍以上となります。
ディスクシリンダー
不動産屋さんの要求はいつも安く解決することなので、鍵作製を行うこととなります。ATOMのブランクなんて持っていないので、困りましたが、MIWAディスク用のブランクがフィットするので安心。苦労してシリンダーを取り外しましたが、お尻を見ると分解できないようです。いや、かしめた部分を剥がして元に戻すことは可能でしょうが、相当な手間がかかるでしょう。鍵穴から覗きとインプで作成しました。

室内錠の鍵作成

シリンダー付間仕切錠
現場はNPOの新築宿舎のようです。室内の鍵をなくしたので、鍵を作成してほしいとのこと。在庫しているシリンダー付き間仕切り錠ならセットで交換できますが、他の部屋の錠と見た目が変わってしまいます。間仕切り錠は、シリンダーのみの取り寄せができないので、交換となると玄関シリンダーよりも割高になると思います。
WESTピンシリンダー
刻印が見当たらないので、OEM製品でしょう。とりあえずシリンダー部分を外して、車に持って行きます。キーウェイを見るとWESTかなと思ったら、そのとおりでした。どうやらシリンダー自体が分解できないようです。3ピンとはいえ、インプレッションでの鍵作製はやっかいでした。金庫の4ピンより全然難しい。最近は、室内錠シリンダーでも、マッシュルームが入っているのかな。WESTは古い玄関錠でも、ピックできなくてギブアップしたことが何度かあります。

モドリック交換未遂

モドリック
リフォーム会社いわく「交換用シリンダーを仕入れたがシリンダーを固定できない」とのこと。マンション玄関の錠は初めて見かける、奇妙な形状の錠前です。どうやらメーカーはモドリック、イギリス製のよう。築30年でmodric採用だとは、当時は相当こだわりのある設計者だったんでしょう。シリンダー交換が当たり前になる時代が来るとは、当時は考える必要もなかったので、メンテナンス性を考慮しなかったのか。シリンダーとサムターンが一体になったユーロプロファイルというんでしょうか。シリンダーはフロントからイモネジで固定しています。
ユーロプロファイル
右が既存の、左が交換するシリンダー。似ているようで、細部はいろいろと違う。立会人が「ねじを締めることができないんだよね」と言う。調べてみると、新しい方は、イモネジを通すタップ穴の直径が大きい。穴の中心位置も少し違う。当然、シリンダーが固定できずにがたつきます。イモネジが沈まないので、アーマープレートも取り付け不可能。シリンダー取り寄せに3週間かかり、2日後には入居者に新キーを渡さなきゃいけないので、何とかしてくれと言われます。ケースを取り外し、何とか改造できないものかと考えあぐねました。ケースに穴を開けると、デッドボルトに悪影響が出る感じ。シリンダーのがたつきによってサムターンが廻ったり廻らなかったりします。改造すること自体が危険だと判断し、無理だと回答しました。
立会人が携帯で電話したらしき会社の上司と会話してくれと頼まれます。
「つまようじでも何でもいいから、がたつくなら、とにかく動かないようにしてくれよ」
随分な言い草です。素人発想の無茶苦茶な言い分ですね。イモネジが沈まないなら、切断しろ、とまで言いました。
もし固定できたとしても、開けられないトラブルが発生して大クレームとなる可能性があります。その矛先は必ず自分に来るでしょう。「後でトラブルが起きてもいいから、何とかしろよ。とりあえず、何とか鍵を明後日渡さなきゃいけないんだよ」気分が悪くなったので、
「あんたとはもう会話できない」と伝えて終了です。
仲間内に聞くと、モドリックは5年ほど前に、錠ケースのサイズもシリンダーも規格が変わったそうです。フロントサイズも全然違うので、少し大掛かりな加工工事でもしないと、鍵交換できそうにありません。

ADシリンダー修理

ADテールピース
戸建玄関の鍵が空回りするトラブルに遭遇しました。GOAL AD5ピンシリンダーの2個同一キーです。シリンダーを取り外してみると原因がわかりました。シリンダー内筒が回転すると、お尻の鍋のような部品も回転するのですが、鍋底の突起が削れています。このため、突起がテールピースに引っかからず、テールピースはまったく回転しないわけです。在庫しているAD5ピンシリンダーに、既存シリンダーの上下ピンとも移植しようかと考えましたが、キーウェイが違うので、もう1個のシリンダーと同一キーになりません。キーナンバー指定で、同じシリンダーをメーカーに受注生産してもらうと、1ヶ月はかかります。
GOAL AD
そこで、引き取った中古ADシリンダーのお尻を移植することにしました。TX系なら、ピンポンチで鍋部品を固定している貫通バーを抜くことができます。しかしかかし、AD系だと貫通バーが抜けないので、2mmドリルで粉砕していくことになり、手間と時間がかかります。貫通穴を広げないように気をつけながら、既存シリンダーのバーと引き取りシリンダーのバーを破壊します。既存シリンダーに鍋部品とテールピースを移植して、適当な貫通バーをはめこみ、完成です。不安が残るので、両端に少しはんだづけしました。

WEST554補助錠取り付け

玄関ドア補助錠
WESTの補助錠は見た目の上質さが人気です。玄関ドアの補助錠取り付けは、5年前にくらべて随分減りました。新築だと玄関ドア2ロックが標準ですからね。エアタイト仕様にするか迷いましたが、主錠が面付けのMIWA HPDなので、通常の面付けケース+ライナー4mmを選択しました。
MIWA HPD
デッドが出る位置にあわせて掘り込んだストライクは、ちょうど良い位置でした。主錠のHPDもWESTディンプルに同一キーで交換しました。最近は、空き巣被害の話はとんと耳にしなくなりましたが、玄関ドアは2ロックがより安心でしょう。

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