住宅
30年近く経った戸建の玄関ドア。GOALのサムラッチ錠ニースと本締錠のAD、ツーロックです。交換したADのキー配列に合わせて、サムラッチ錠用のシリンダーを組み替えて同一キーにします。5ピンシリンダーは6段差、新S溝のキーウェイ。いまさら気付いたんですが、旧S溝と新S溝では、デプスが0.2mm違う。サムラッチの取っ手を取り外します。裏蓋を外さなくても交換できるのはシャメールだったか。とにかく、このニースは裏蓋を取り外す必要があります。

静かに地べたに置いたつもりですが、サムピースがばらけて、ラッチ連動部品もぴょんぴょん飛び出した。難解なパズル問題が出現しました。かつて初めてこの交換作業をやったとき、元に戻すのに2時間かかって、心の中で半泣きしたことがあります。過去の経験が役立ったのか、今回は触っていくうちに組み立て方をすぐに思い出しました。今の自分には、このパズルがすでに難解でなくなっていることに少し嬉しさを感じます。
8月 13, 2010 7:20 PM|
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八王子市への出動。民族大移動の渋滞に巻き込まれる心配は杞憂に終わりました。勝手口のドアを開けられない、との依頼。勝手口の玉座がMIWA HMというのは珍しい。
鍵を見ると、MIWA EC、これも珍しい。お客さんが「電子ロック」と言っていたのはこれだったのか。いわゆるIT錠を想像していました。ECは磁石とピンのハイブリッドシリンダーなのですが、なぜだか電子ロックの一種と言われます。理由はわかりません。

室内側からサムターンを回してみても、デッドが動かずラッチが引っ込んでいる。動きが正常でない。インテグラル錠は、ドアが閉まっていても玉座を取り外せるから、助かると実感。玉座を外して角芯穴をグリグリ回すと、デッドが引っ込みました。再度、取り付けてみると、30年落ちのHMは正常に動作します。鍵穴に潤滑剤を吹いて、初期型ECキーがスムーズに廻るようになりました。トラブル原因不明。内筒が回転しないのに、無理に回転トルクをかけたから?HMケースは寿命の長いインテグラルだし、問題なく機能するので、これでよしとしました。
8月 8, 2010 7:16 PM|
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3日前に出動した戸建玄関です。玄関引戸の名称は新日軽宝樹スターマイト。鍵とカード類を入れたバッグをなくしたそうです。引戸装飾錠は、引違錠・戸先鎌錠ともに廃盤になっていました。早急に従来の鍵を使えなくするために、戸先鎌錠のピンの順番を変えた組替鍵作を実施。引違錠も同じように組替しようとしたところ、シリンダーコアを収める部品が溶接されていることが分かり、断念。幸い、引違錠だけは問屋さんに在庫が残っていたので、取り寄せて本日交換します。こういった引戸装飾錠は、製品の値段が結構高いです。

新品の引き違い錠のシリンダー格納部品はビス止めされている。これなら、分解できたのに。新しい純正キー3本に合わせて、再度、戸先鎌錠のピン組替を行います。alpha5ピンの内筒を抜くと、ピンの径が細い。いろいろ手持ちのピンを探したところ、GMD500のマッシュルームピンがフィット。長さが全部一致するわけではないので、長いピンだと、ヤスリで削ります。何でもピンはとっておくものだ。結果的にピッキング対策のカスタマイズをしたことになります。
8月 7, 2010 8:50 PM|
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先月、競売物件の催告で解錠したマンション玄関。本日は断行です。マンション入り口は荷物運びの準備万全の状態。引越し屋さんのトラックが何台も待機しています。入居者(債務者)が悪態をついて、立ち退かない模様。最近は、裁判所の執行命令の書類があっても、居直るケースが多い。執行官および債権者側と債務者の話し合いを待つこと1時間。ようやく作業開始。オートロック対応のシリンダーは間に合わないので、暫定的な交換をします。要は入居者がもうこの部屋に入れないようにすればいい。

2ロックのU9シリンダーを外して車に持ち込みます。まずは現在の配列から鍵作成。この鍵で、リフォーム中の施工業者がエントランスを出入りできます。次に適当なU9純正キーにあわせてタンブラー組替。今までの鍵ではもう玄関ドアを開けることはできなくなりました。マンション前の道路には、この執行にかかわる業者の車がずらりと路上駐車。それを迷惑がる誰かが、警察を呼んだようで、パトカーがやってきました。好き好んで停めてるわけではないのに、邪魔者扱いされることは時々ある。仕方なく、車を移動させて離れた場所で作業を完了させます。引越し作業真っ最中の玄関ドアにまたシリンダーを取り付ける。毎回思うのですが、この作業、やりづらい。この荷物は一定期間、運送会社に保管するようです。
8月 5, 2010 9:33 PM|
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ミサワホームの戸建住宅は、築約15年。玄関ドアの本締錠を外からも内からも開けることができなくなっていました。修理代や交換料金がどうだと言う以前に、まずはドアを開けなければいけません。室内サムターンが廻らないので、お客さんがペンチでつかんで力いっぱい回したそうです。サムターンは空回りします。噛み合わせ部分が破損したようです。外側のシリンダーも鍵では廻りません。45度以上回そうとすると確実にキーが折れます。錠ケースの故障であることは、はっきりしました。電動工具を用意します。

サムターン側のビスがないので、シリンダーはフロントから固定されているはず。最初に邪魔なシリンダーカラーを切断。固定ビスと思われるポイントをドリリング。若干てこずり、シリンダーを取り外す。デッドの連動部品を見つけるため。ケースに穴を開けていく。ようやくデッドを引っ込めることができました。問題は、このOEM製品の取り寄せです。今回はケースだけでなく、シリンダーおよびサムターンも必要です。できればもう片方の本締錠のキーナンバー指定としたい。ハウスメーカーの錠は、入手しずらくなったと耳にします。とりあえずメーカーに聞いてみます。
8月 4, 2010 8:58 PM|
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