住宅

オプナスMMX故障

オプナスMMX大東建託の物件の多くで使用されているオプナスMMX。シリンダー交換不要が謳い文句ですが、鍵が廻らなくなったそうです。ブルーのヘッドが個別キー、イエローヘッドがチェンジキーです。チェンジキーは一度だけ廻ったそうですが、その後は個別キーもチェンジキーも廻らない。異物が入ったのかも知れませんが、メーカーの指示は分解厳禁。以前、引き取ったMMXを分解したことがあります。U9同様、ロッキングバー方式で、タンブラーとチェンジ用のタンブラー、そしてガイドが13セットありました。組み立て直すのは至難、というより不可能に近い。チェンジ用タンブラーの位置が変わってしまう。なにより裏蓋さえ元に戻せませんでした。U9シリンダーに交換して、現物をメーカーに送付します。
LSPサムターン
さて、MMXのLSPシリンダーは、ボディからオネジが出ており、サムターン側からパイプ状のメネジで固定します。U9シリンダーに交換の場合、M5で長さ45以上、そしてビス頭の小さいビスが必要です。LSPシリンダーを固定するビスが必要になるなんてことは初めて。通常のM5ビスだと、皿ねじでも、鍋ねじでも頭が大きく、サムターンの回転を妨げてしまいます。皿ねじの頭の径を加工して小さくしました。

U9 LD鍵折れ交換

U9 LDシリンダー
鍵が折れ、破片が鍵穴に残っているそうです。交換をお願いしたいとのこと。深夜、鍵屋さんに玄関ドアを開けてもらったらしい。ならば、その鍵屋に交換を依頼すればいいのに、なぜ昼間カギスターを呼ぶのか?多摩市のマンションに到着、お客さんに経緯を聞いて、理由がよくわかりました。大手鍵屋ネットワークと知らず、公衆電話にあるタウンページで探し、深夜に依頼。解錠で\28,000支払ったとのこと。これはカギスターの2倍です。相場料金より随分高いんじゃないかと感じ始めたお客さん、これ以上搾取されるのをためらい、交換は断ったとのこと。その後、kagistar.comのコラムを読んで、真実を知るに至った。さらに、LDの交換方法をネットで情報収集してTRYすること1時間、ギブアップ。
U9 DZテール
折れた鍵も入らない状態ですから、そりゃあ、素人にねじ込み式シリンダーは外せませんよ。テールをつぶして、シリンダー取り外し完了。G1ですが、5分ほどで完了です。素人が交換するとき、フロントのイモネジをなめてしまうことが時々あるようです。たまに、自分で交換中に上手くいかないと、ヘルプの電話が来ます。電話で指導を受けながら、交換したいと言うのです。これはご勘弁願いたい。まったく遠方なので、せめて地元の鍵屋さんへ電話してください。取り付けるときも、新しいキーを差し込んで、時計回りでねじこみます。メンテナンス性の悪い錠ケースだ。

マルチASSA交換

マルティロック
ASSAはスウェーデンのメーカー。はじめてみるオーバルシリンダー。ドア厚が60もあり、重いドアです。事情があって、交換したいとのこと。調べてみると、既存の7ピンシリンダーやABLOYシリンダーより、マルティロックが納期も早く料金も一番安くなる。本日、MUL-T-LOCKシリンダーに取り替えました。
assaケースロック
サムターンは2回転してデッドが出る。でもデッドは2段階突出ではない。ドア下面が床面に強く擦れるので、閉めるのが大変。木製だから水分を吸って膨張するのか。丁番調整でも無理でした。こういう場合、ドア下面を削るしかないんでしょうか。手のかかる工事となるようですし、工務店を呼んで解決するそうです。

GOAL PS開け交換

GOALケースロック
夕刻、玄関鍵開け緊急出動。5時台ですが、金曜日のためか、すでに渋滞がものすごい。幹線道路の交差点では、右折するだけで7分かかった。以前なら、イライラ度がかなり上昇したのですが、最近はすぐにあきらめます。自分でコントロールできないことは、どうしようもないと言い聞かせます。距離にして9km、通常なら30分ですが、55分かかりました。戸建の玄関錠がGOAL PS。古いタイプ、5ピンなので、はまることはないでしょう。スペーシングが小さく、ノブが邪魔してピックしづらいのが難点。
PSシリンダー
解錠した後、おじいさん、家の中にある合鍵を探す。どうやら見つからない。PSシリンダーを交換することとなりました。部材のビニール袋のアセ具合を見て、随分久しぶりに使うシリンダーだと実感。5年ぶりくらいか。古い在庫が回転すると少し嬉しい。工業製品はいつまでも不良在庫にならないのがいい。帰宅して、ナビの平均速度を確認すると12km/h。こりゃひどい。

新築TOSTEM玄関開かず

MIWA PSシリンダー
「鍵が途中までしか廻らない」との電話が入りました。八王子市、新築戸建玄関ドアは、TOSTEM。キーを見るとMIWA PS。2ロックの上側はきちんと90度廻り、解錠できる。下の本締錠は、70度しかまわらない。新築なのに、こういうトラブルは初めて。お客さん、どうやら4件くらい鍵屋に電話したという。正直「新築」「戸建」というキーワードには、カギスターも身構えてしまう。現場出動しても、売上げ0のリスクがあるので、敬遠する鍵屋も多いのでしょう。腰高窓を何とか開けて、家の中に入ることができました。
セキュリティサムターン
やはり室内側からもカンヌキを引っ込めることができない。着脱式のセキュリティサムターンが入らない。以前は、おでかけサムターンという名称だったかと思います。このタイプはドアが閉まっていてもサムターンおよびシリンダーを外せます。勝手口ドアのカンヌキが鎌なので、玄関錠も鎌デッドでしょう。外側からは親扉の煙返し、内側からは子扉の煙返しがあるため、ストライクへのアクセスが厳しい。最初は、ストライクの位置がずれて鎌が妙にかみ合ったのかと思っていました。どうやら原因がストライクでなくケースにあるようです。ケースのだるまを回そうとしても廻らない。原因を解明したいのですが、ここでゲームオーバー。「明日、工務店に来てもらうことにした」ので、もう結構です、とのこと。ケース破壊の可能性も出てきたので、夜間作業は厳しくなります。致し方ないですな。

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