住宅
調布市のマンション通用口ドアには、定番の自動施錠LATが付いています。管理人さんからの症状報告によると、受け金具がおかしいために、ドア開閉が上手くいかないのだそうです。アルミ枠のストライクプレートががたついているので、ビスを外していたらしい。裏板が枠の中で落っこちた状態でした。強力マグネットを糸でくっつけて、枠の中に垂らしてみます。裏板を釣上げることが出来ました。
裏板ビス2本とも自然に緩むことはありません。誰かがいたずらでねじを完全に緩めたのだと思います。ストライクプレートを取り付けて動作確認問題なしです。戸建玄関だと、ストライクの固定ビス2本は枠内のトロヨケで挟み込んである場合も多いです。2本ビスを同時に外すと、トロヨケが枠内に落ちるので、気をつけなければいけません。鍵屋やサッシ屋さんなら分かりきっていることですが、素人さんが気軽に行うと、現状回復するのに厄介な事態が発生することもあります。
12月 20, 2011 12:00 AM|
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連絡が取れない社員の安否確認、玄関ドア解錠依頼です。大きな会社だからでしょうか、会社の総務部門と警備員みたいな格好の方やら、3人が現場で待っています。しばらくして警察官が到着しました。そういえば、今年は仏さんに出くわしていません。解錠する前に、最悪の状況が起きている気配を感じませんでした。スコンと解錠した時刻は、すでに夕刻です。臭いも問題なし。
ブレーカーを上げても電気が点きません。長期間電気料金を支払っていないことになります。ライトで照らす1ルームの室内は、足の踏み場がない状態。ゴミではないですが、リビングも通路も、自転車やスポーツ用品など、趣味や遊びに使うものでぎっしり。先週までは通勤していたそうです。でもこの部屋には生活の実態が数ヶ月ない・・・どういうことか鍵屋が詮索しても仕方ありません。つまり行方不明なんですね。最悪の事態が起こっていたら、鍵屋もすぐに帰れなくなる可能性があるので困ります。とりあえず、ドアが開いたままではまずいというので、施錠して引き揚げました。現代社会、心を病みがちな世相なんですかね。
12月 13, 2011 12:00 AM|
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8時過ぎ、なぜか携帯に直接電話が入ります。元鍵屋の不動産屋社員の紹介で、出張中のご主人から玄関ドア解錠依頼が入りました。奥さんがベランダに出たところ、小さいお子さんが掃き出し窓のクレセントを閉めたそうです。立川市、マンションの1Fベランダにいる奥さんに声をかけます。この冬一番の寒気が舞い降りた朝、パジャマ姿で待つだけでも辛かったでしょう。玄関ドア錠を1分で解錠し、開けようとしたらドアガードがかかっています。専用工具を持っていれば、これも即解決でしょうが、持っていません。車からモノを取り出し、別のやり方でドアガードを倒します。
こういうケースでは、乳児がワンワン泣いていることが多いです。家の中に入ると、リビングにキョトンとした表情のお子ちゃまがいます。私の顔を見て泣き出しました。子どもから見たら、突然現れた侵入者、怖くなるのも当然ですね。掃き出し窓のクレセントを回し、お母さんがすぐさま子どもを抱き上げます。毎回不思議ですが、小さいお子さんは、クレセントを閉めることは出来ても開けることは出来ません。何よりお母さんがベランダでロックアウトされたということを理解していません。帰り道、元鍵屋の営繕部門社員に報告します。大手賃貸管理会社、不景気もどこ吹く風、毎日忙しいようです。彼の廃業・転職は正解だったのかな。
12月 10, 2011 12:19 PM|
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国分寺市、玄関の鍵は約20年ものクイックセット。上下のチューブラ本締錠
は別鍵です。鍵を含めた貴重品を入れたバッグを電車に忘れてしまったそうです。片方だけ交換したいとのご希望。20年ほど使っているのならケース劣化も考えて、セットで交換したほうがいいと思います。が、シリンダーのみでいいとのお話。917ディンプルキーに交換します。ビスがゆるゆるで、シリンダーを固定できない。あれれ、既存はM5、現行シリンダーはM6ビスでした。M6x70トラスの頭小さいねじ・・・レアすぎて、手持ちなし。kwiksetのチューブラ錠セットの箱から同じくゴールドのM6ビスを使いました。もう一作業必要です。お客さんに説明して、サムターンの穴を広げて、M6が通るようにします。
旧型でもシリンダー形状は同じですが、ビスが1サイズ小さいとは知りませんでした。現場は住宅街の狭い道路に駐車するしかないお宅でした。その割には、交通量が多い。作業中、後続車が通り、3度も車を移動しました。安心して作業できません。帰り道、ホームセンターに寄り、同じようなビスを探しましたが、ありません。まいったなあ。
12月 8, 2011 4:15 PM|
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11/6/20に解錠した競売マンションの物件、8月に逆マスター対応のPRシリンダーを既に交換しています。販売元不動産からまた連絡が来ました。なぜ?成約したのだが、玄関ドア近くの門扉と物置ドアも鍵交換を要求され、交換が必要になった、というお話です。東村山のマンション通路沿い、玄関から3m離れたところ壁面沿いに鉄扉があります。この物置には気づかなかった。でも毎回作業時には、立ち会った不動産屋さんに「他に交換するところはないですね?」と確認します。売上をupさせるために聞いているのではありません。現場への出動回数が無駄に増えることを嫌うからです。経験の浅い若い社員だと、真剣に受け止めないので、気軽に大丈夫、と答えます。物置の鉄扉はPR 02刻印、施錠されています。これはおそらく玄関と勝手口の同一PRキーだと思います。
本日は解錠して、キーナンバー指定で発注、後日交換となります。本来は現場出動2回で済むはずなのに、4回出動となりましたね。防火扉などに使われるケースハンドルのLA、チリからサムターンを回せないかとトライします。感触がない。冷静に考えると、2型でしょ。何年鍵屋やってんだ。破錠しかないですね。グラインダーを使えるシリンダーは気楽です。輪切りカットで10分、最速かな。鉄扉を開けると、やはりサムターンはありませんでした。年内の交換は、間に合わないかも知れません。
12月 6, 2011 12:00 AM|
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