住宅

ノンタッチLite施工at立川

EC KS-222本日は昨日に引き続き、朝からマンション1棟キーシステム交換です。玄関ドアをすべてECからPRへ交換しました。そして、通用口、非常階段、門扉といった共用部ドアのキーシリンダー交換も行います。最後にECのキースイッチをMIWA ノンタッチLiteに交換します。新製品ノンタッチLiteは従来のノンタッチと違い、ローコストで非接触キーに変換できます。ノンタッチのように制御盤はなく、部屋ごとの登録抹消操作が不要です。物件ごとにICチップデータが決まっており、データが入った状態でメーカーから出荷されます。デメリットは、引越しして部屋を退出する住人のキーを抹消することが出来ないことです。悪意があれば、そのノンタッチキーでエントランスの自動ドアを開けることが出来ます。
MIWAノンタッチLiteさて、配線工事は先日済ませています。今日は、管理室にある電気錠制御盤BANからAC 100Vを分岐させます。そしてECキースイッチを外し、ノンタッチLiteに取り替えます。取替え作業自体は時間がかかりません。ECのKS-222キースイッチを外すのに、時間がかかったことが想定外でした。ねじ山がグダグダになっており、キーをさしてもシリンダー左廻しができません。2人がかりでなんとか取り外しました。取付時に、ねじ山がずれた状態で強引にねじこんでいったのでしょう。こんなことは初めて、手が4本ないと出来ない作業でした。キーヘッドを黒いアンテナにかざすと、緑のランプが点灯しピッと音が鳴ります。自動ドアがきちんと開くことを確認できました。お手伝いいただきましたTM防犯さま、お世話になりました。

PRキースイッチ交換at立川

分譲集合玄関機マンション、ECからPRへキーシステム交換工事を2月半ばから実施しています。専有玄関の鍵交換を完了させてから、共有部分の鍵交換を行う段取りになっています。都合が取れない入居者も多く、個別の日時に対応するため、もうこのマンションに来るのは見積り作業を含めると10回目くらいになります。いまだに連絡の取れない入居者が1件ありますが、本日は承諾を頂き、キースイッチの交換を実施します。
キースイッチKS-222National製の集合玄関機、パネルを取り外して、KS-222を新しく設置します。結線をして完了、動作確認も大丈夫です。今回は、通用口ドアだけ従来のECシリンダーのままとしました。同業者に聞くと、こうすることで、交換に応じない入居者が不便を感じて連絡が来ると言います。従来のキーしか持っていなければ、エントランスから入れず、通用口からしか入れません。作業量自体はたいしたことがないのですが、キーシステムの交換工事となると、日時を決めて一斉に交換することが難しい。何度も現場に足を運ぶことになる厄介な依頼なのだと実感した次第です。このマンションにあと何回来ることになるのでしょうか。

U9シル交換と大渋滞

拝島橋昨夜から降り積もった雪が10cmほど、雪はなおも降り続いています。八王子での待ち合わせ時刻が11時、距離は6kmなので通常は20分もあれば到着します。本日は10分早めに出発したのですが、想定が非常に甘かった。国道16号への道のりが大渋滞、小道を迂回して他のルートを回っても車の流れがほとんど動きません。国道16号、多摩川を渡る拝島橋を渡らないと八王子方面へ行けません。もう観念しました。お客さんへ遅れる旨連絡を入れます。ナビを見ると時速3km、歩くより断然遅い。どうやら上り坂で立ち往生し、チェーンをまくトラックが続出しているようです。自宅から3kmの拝島橋を渡るまでに1時間過ぎました。現場マンション手前の坂でも、トラックがスタックして立ち往生。車道が完全に塞がれています。仕方ないので、そこに車を停めて工具を持って200mほど歩きます。わずか6kmの距離で90分もかかるなんて経験したことのない渋滞です。幸い不動産屋さんが退去の手続きをまだ行っていたので、何とか待ってもらうことが出来ました。雪国の人に言わせれば、この程度の積雪で道路が麻痺するか、という印象でしょう。私を含めて東京のドライバーは雪をなめているので、ノーマルタイヤで大丈夫だとたかをくくってしまうんですね。これが雪で大渋滞する原因です。

ブラケット取付け

ブラケット昭島市の個人宅、ドアクローザーが外れたと聞きました。見てみると、ブラケットのM5ビスのねじ穴がガバガバになっています。ねじが落ちないようにガムテープを貼ってもがたつき、もう限界が来たようです。アルミの板厚が結構あるので、M6タップを切り直して、M6ビスで固定しました。板が薄ければ、ターンナットを使用したでしょう。お客さんは当初、大手鍵屋に電話、ドアクローザの型番を教えてほしいと言われたそうです。ドアクローザには刻印がないことが多い。お客さんが回答できるはずもありません。おそらくドアクローザ故障・交換の可能性も考えて、部材を用意したかったのでしょう。都心から出動するので、1往復で済まさないと商売にならないのは理解できます。でも、そんな遠方の依頼は受けないほうがいいと思います。今回は単価の低い作業です。しかし鍵屋が遠方から出動すると、「片道40kmも走ったのだから、最低これぐらいの料金は欲しい」という心理になってしまいます。
1ドア4ロックさて、この玄関ドア、1ドア4ロックです。上から順番に、keylex, MIWA BH,MIWA TK4L, SHOWA 397。keylexは見たことがない廃盤商品、既に壊れて機能しません。元々の錠は、何だったのか?SHOWA CLと397の2ロックだったのだろうと推測しました。同業者が見かけた最大ロック数は、1ドア5ロックです。後付の錠が多すぎると、見た目が良くない。

keidenカードキー交換

RA長座八王子の賃貸物件、退去の立会いと合わせて鍵交換です。既存のkeidenカードキーをU9 RAシリンダーに戻します。下請けなので、なぜU9に戻すのかは分かりません。keidenを交換した経験がないので、ケイデンスミスの資格を持つ同業者に聞いてみました。「RAシリンダーは、専用長座と一体になっている」ことがわかりました。U9に戻すに当たって、標準品の長座が必要になります。過去の引き取り在庫にRA錠セットが見つかり一安心。現場では、シリンダーと長座を交換して完了です。出動する前に同業者に聞いておいてよかった。長座がなければ、出直しになります。
ケイデンRA今後のことを考えて、RA長座だけ確保しておきます。廃棄処分してくれと言われたkeidenカードシリンダーを取り外してみました。この専用長座では、やはり通常のRA用シリンダーの取付けは無理ですね。シリンダー穴を広げても、見た目がひどくなるだけです。

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