住宅
八王子:玄関鍵開け
24時前、八王子の集合住宅玄関ドアです。お母さんがベランダに出ていたところ、乳児が掃出窓のクレセントをかけてしまったようです。乳児はそのまま深い眠りにつきました。このパターン、たまに出くわします。幸い、1Fだったのでベランダから降りて、知り合い宅に駆け込むことが出来ました。当然携帯電話も持っていないので、知り合いに鍵屋を探してもらい、依頼した、という経緯です。このような状況なので、玄関ドアを開けるにあたって、身分証明確認は出来ません。事後確認でピッキング解錠を行いました。日野市:鍵が回らない
日野市のマンション、玄関の鍵が回らなくなったそうです。外出する際に、キーで施錠出来ないので、サムターンを回して施錠。2Fベランダから降りて外出したそうです。なかなかアクティブな行動です。さて、キーシリンダーは初期型URでした。時期的には2000年くらいだと思います。この時代のU9/URシリンダーは耐久性が低く、鍵が回らなくなるトラブルを時々見かけます。分解洗浄しても安心できるレベルにはなりません。鍵穴を洗浄して、とりあえずぎこちないながらもカギが回るようになりました。玄関ドアを開けたら交換です。WESTディンプルキーシリンダーに交換して安心して頂きました。kaba引違戸錠トラブル
引き戸のカギが回らなくなったとの連絡を受けて、福生市の現場、22時過ぎに到着。カギが入った状態で、右にも左にも回らなくなっています。お客さん自身で、長時間いろいろやってみたが、解決しないそうです。kabaの引違戸錠、かつてはmirastar4800でしたが、現在は廃盤。これはkabastar neo 引違戸錠のようで、初めて見ます。精密なキーなので、汚れが原因で内筒が回転しないのかと思ったら、そうではありません。原因は内障子と外障子のかみ合わせでした。なんとか開錠して原因を探ってみます。お客さん自身が通販で購入して、取り付けたそうです。取付自体に問題はありません。原因は・・・どうもメカニズム自体に問題があります。キーを回転する際にスライドする鎌が薄いため、室内側錠ケースの可動板に当たらないことが時々発生します。左右方向のズレが2mmでも発生すると、再現します。その旨お客さんに説明して、解消するためのコツを伝えます。かみ合わせ位置のズレの誤差許容範囲が小さいので、設計思想に問題があると感じました。






