住宅

鍵回らないはキャンセルNo.1

鍵回らない

鍵回らない

鍵トラブルにキャンセルはつきもので、18年間の感覚的には緊急出動の15%くらいは出動後キャンセルです。連発する時期には30%くらいになることもあります。一番嫌なのが、玄関の鍵が回らないトラブル、これはキャンセル確率50%を超えます。保険サービス系なら、出張料金だけは請求できますが、個人客だと、現場まで料金をもらうのも面倒で引き返すので、0になることもあります。出張料金をもらったところで、遠方の場合、時給に換算するとガキの使い以下の作業となり、何十回となく味わった強烈な虚しさは、経験した鍵屋にしかわかりません。そして日曜日の夕方、玄関の鍵2ロックの片方が回らないという問い合わせがありました。毎度大渋滞する時間帯、エリア、に発生します。移動中の60分の間、入居者もずっと鍵を回す作業をし続けるわけですから、きっと回ります。おそらく何件も鍵屋が断り、おこぼれとして保険サービス案件の電話が来たと思います。どうにも出動するモチベーションが上がらないので、到着時刻を大幅に遅らせると、やはり流れました。明確に拒否するか、依頼になりえない時間を伝えるかは鍵屋の裁量となります。現場の依頼者は必死かも知れないけど、ほとんどの場合、到着するまでに解決します。

FDG シリンダーコア交換

miwa FDG

miwa FDG

築浅戸建てだと、MIWA FDGシリンダーを見かける頻度が上がります。あきる野市にて玄関ドア2ロックの鍵交換、ボディごと交換だと高いので、コア交換でおすすめして交換となりました。PSシリンダーはタンブラーが少ないせいか、PRに比べるとトラブル事例が断然少ないです。とはいえごみほこりに弱い傾向はあるので、メンテナンスの説明をして作業完了です。

U1サムターン上下解錠

U1サムターン

U1サムターン

新築マンションの安否確認、玄関ドア開けはプッシュプル錠2ロックです。サムターンは上下ともU1、U1の上側はすぐに回せました。U1の下側、距離ロングは初めてで、やはりB5に比べて感覚がわかりにくい。左勝手の苦手意識もあり上下解錠で1時間もかかりました。真冬だとメンタルも大事になります。もっと頻度があれば、感覚も研ぎ澄まされるはずです。本日も室内はもぬけの殻でした。

年末安否確認ラッシュ

GOAL TLK

GOAL TLK

大手管理会社の安否確認解錠が、月末や年末に集中するのは締めの関係でしょう。築5年以内だと、ドアスコープなし物件が多くなります。この建託物件ドアの煙返しは、楽な方だと師匠に言われます。煙返しと枠がツライチだと、難易度が上がるそうですが、自分は出くわしていません。建託物件ドアポストの切り欠きは丁番側にあり、私はまだ克服できていません。今回のようにドアチリから攻撃して、完遂できたから良いですが、まだまだ修行が足りません。ブラッシュアップしていかないと、気軽に玄関開け安否確認なんて受けられなくなります。

プッシュプルU1サム開け

スイッチサム

スイッチサム

毎度の安否確認玄関開けです。オプナスキーでMIWAプッシュプル錠はスイッチなしあるいは片面スイッチのサムターンが多いです。今回はU1サム、両面スイッチでした。くぼみがないので感触が分かりづらいですが、上だけ施錠かつショートなので運良くすぐに終わりました。これは気色いい。個人的には左勝手より右勝手の方が開けやすいイメージがあります。若い警察官が、すぐ室内に入っていかないのは躊躇したからに見えました。事件性はなく、生活の実態があり、夜逃げなのか放浪しているのか不明です。今年の仏様遭遇は2件ですが、これ以上ないことを願います。

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