住宅

GOAL電気錠故障診断

操作器

操作器

アパートのエントランスで電気錠が故障とのことで、事象が複雑なので自分には手に負えないと判断し、同業の電気錠スペシャリストに調査同行を依頼しました。GOALの制御盤は初めて見ます。制御器からの解錠は可能だが、解錠操作ボタンでは解錠できない。集合玄関機にてICキーでの解錠は可能だが、暗証番号では解錠できない。
GOAL制御器

GOAL制御器

制御器はどうやら8月の落雷前に壊れていたようです。落雷時にはアイホンの解錠信号出力が出なくなったようです。そのためインターホン越しの解錠も不可能になっています。故障診断のやり方考え方は勉強になりました。

U1をB5と認識違い

スイッチサムU1

スイッチサムU1

八王子のマンション玄関開けは、家賃滞納でなく安否確認です。築浅の玄関ドアはプッシュプル錠2ロックで上下とも施錠、MIWAスイッチサムターンです。上のサムターンは時間かからずに回転できました。下部のサムターンは時間がかかってしまいました。U1なのにB5サムターンと認識し、B5用先端を使い続けたのが原因です。B5だとスイッチ部位が窪んでおり、工具を左右に振れば中心へずれてくれるはずですが、その感覚がない。さらにB5用先端だと、サムを咥えるのが難しく、感覚がシビアです。U1の方はサムを咥えるのが簡単なので、距離が合致していれば、それほど苦労することはない。ドアスコープからの距離が長くなるほど、精度の高い工具と作業が求められます。旧型サムか現行か、きっちり確認しておくべきでした。

カムラッチハンドル交換

カムラッチハンドル

カムラッチハンドル

昭島市のアパート玄関ドアです。基地周辺住宅特有の防音ドアに取り付けられたカムラッチハンドルが機能しないようで、現場確認すると、ドア内のグレモン錠は潤滑して衝撃を与えると動くようになりました。ハンドルだけが壊れているようで、ハンドルを回して上下にスライドする鋳物部品が割れていました。
カムラッチハンドル

カムラッチハンドル

手配品をメーカーから取り寄せ、本日交換です。10年に1度交換する頻度の部材です。ネジ山が壊れており、M6にタップして取付完了です。

戸建て引戸錠調整

引違錠

引違錠

玄関の引戸錠が調子悪いとのことで戸建て訪問ですが、在宅らしいおばあさんがチャイムに応答しません。依頼者である娘さんに電話すると、家の固定電話が鳴り、おばあさんは玄関に出てきました。なるほど、知らない人が玄関チャイムを押しても、即座に出ていかないように言われているのだと思います。日本は移民推進をやめなければ30年後、治安が悪化し、最悪メキシコやフィリピンのような国になるでしょう。引違い錠を確認すると、スライドサムターンを押下するには固いです。おばあさんはロック状態になるまで押しきれません。どうやら内外引き戸のチリが大きくなっているので、内外ともにスペーサー2.5mmを挟むことで、施錠動作がすこぶるスムーズになりました。

TX系GOAL5ピン

TX系GOAL

TX系GOAL

小平市、アパートの鍵交換です。GOAL TX系5ピンシリンダーは、脚の長さとテールピースの長さの組み合わせで5,6種類あります。手持ちのシリンダーだと、テールピースの入替、長い脚の切断、ネジタップが短いのでM4タッピングしてネジ山延長が必要でした。ある程度社員がいる不動産屋さんだと、簡単な鍵交換は、自社でやっています。鍵屋の作業を見たり、ネットで知識を集めて把握できれば、もう鍵屋を呼ぶ必要はありません。私の経験上でも、簡単に鍵交換できる物件は、依頼が来なくなったりします。今回も、不動産屋さん社員立会で私の作業を見ていましたが、さすがにこれはDIYレベルの作業では交換できないと思います。脚とテールが一致するシリンダーがわかれば、ドライバーだけで交換できます。今後は自分たちで鍵交換できない物件のみ鍵屋に依頼する、という流れも強くなるでしょうから、多くの鍵屋は副業レベルにならざるを得ない、そう考えます。

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