セキスイWEST面付錠

積水ハウス玄関
早朝、若いお嬢さんから電話がありました。
「早急に玄関の鍵交換とバイクの鍵交換をお願いします」
このご時世ですから、ひったくりか置き引きか。現場に到着して話を伺うと、何者かが侵入し、職場に置いていたアルバイト数人のバッグが、盗まれたそうです。バッグには免許証やキャッシュカードや鍵などの貴重品が入っていました。玄関錠はWEST製サムラッチ、玄関ドアはやはり積水ハウス、室内側を見ると面付錠です。主錠がRAサイズでサブロックはPMKサイズの本締。これは超レアだ。シリンダーを在庫している鍵屋はいるのか。
WEST面付錠
緊急を要する交換なので、シリンダーを分解してピン組み換え、新しい配列にあわせて鍵作製を行いました。2つの錠は別鍵5ピンでしたが、今回は2個同一としました。主錠の長いシリンダー外筒の上ピンとクリックボールを抜いたのは失敗でした。クリックボールのスプリングは弾力が強い上に、長いシリンダーの真ん中に位置します。どうしても押さえ込みながら、内筒ホルダーで外筒に戻すことが出来ません。この作業だけで30分かかり、焦ります。ちょっとしたアイデアで加工して何とか外筒に戻しました。こんな長いシリンダーは、今後クリックボールを抜かないようにしよう。作業完了後、お嬢さんを助手席に乗せ、最寄の駅に停めてあるバイクの鍵作成に出かけます。交換は鍵屋でなくバイク屋さんに依頼してもらうとして、とりあえずバイクを始動できる鍵を作りました。

外出できない玄関ドア

立山アルミ玄関
不動産屋さんが買い取った戸建物件の解錠です。すでに長期間空き家となっています。玄関ドアは2ロック、さらに後付のインサイドロックが付いています。インサイドロックは、室内からは操作できない。これでは家の中にいる人は外に出れません。ドア左側に(介護○○協会)というシールがありました。なるほど、介護される人が勝手に外出して徘徊するのを防ぐ手立てとして、取り付けたと思われます。
駐車スペースなし
狭い道路にある戸建住宅街ですが、車の流れはそこそこあります。作業中、車が離合できないと言われて中断、車を動かすこと3回。作業に集中できません。さらに、鍵屋的マーフィーの法則が働きます。作業の佳境に入ったときに問い合わせ電話。なぜかこういうタイミングに限って、長い問い合わせです。カギスターは作業を中断するのは嫌いなので、外出中は常に自動着信でイヤホンマイクを付けています。トイレ中でも容赦なく着信します。案の定、質問だらけの聞くだけ電話でした。解錠後、やはり家の中はゴミ屋敷。腐敗臭がしないのでよしとしましょう。

解錠と同時に鍵見つかる

アパート玄関
アパートの玄関開け依頼が入りました。財布も鍵も落としたらしい。支払いは後払いを要求される。通常は絶対に断るのですが、お得意さまの不動産からの紹介とのこと、電話での口ぶりも礼儀正しく誠実なので、現場へ向かうことにしました。
この青年、感謝の意を何度も伝えるので、こそばゆい感じがします。解錠作業に入ります。そしてデッドボルトが引っ込む音と同時にお客さんが叫びます。「あっ鍵!」
なんとブロック塀の上に鍵の束があります。拾った誰かが、塀の上に置いてくれたんでしょう。いやーもう開けちゃったんだけどなあ。お互い少し気まずい。さらに安くする筋合いはないのですが、かわいそうなので20%引き料金を後日振り込んでもらうことにしました。まあ、これだけ感謝されても支払ってもらえなかったケースは経験しています。ある程度は料金踏み倒しを覚悟した上での出動です。

キースイッチ不具合

MIWA KS-112
立川市のマンションエントランスのキースイッチが調子悪いとの連絡を受けました。キーヘッドがH720タイプ、結構な旧型U9シリンダーです。10年以上は使っているでしょう。キーの回転は問題ありませんが、抜き差し時に、引っかかる感じ、ゴリゴリ感があります。
U9 キースイッチ
シリンダーを分解して洗浄しました。抜き差しが大分スムーズになりましたが、内筒のがたつきが気になります。どうやらテールのくぼみとスイッチ側で受ける突起の噛み合わせに遊びがあると分かりました。磨耗が原因かと推測します。遊びが原因で、キーをニュートラル位置でないポイントで抜こうとすると若干の違和感を感じます。出来れば新型U9に交換したほうがいいと、報告して現場を離れました。

skywaveのトラポン合鍵

スカイウェイブ
05yスズキのビッグスクーター、スカイウェイブに乗ってお客さんが事務所に来られました。イモビライザーの合鍵依頼です。キーをイグニションに差し込むと、メーターパネルに赤い鍵のマークが点灯します。チップのIDを読むと4Cでした。
suzukiイモビライザーキー
suzukiのレプリカブランクを入手し、キーヘッドのハウジングを加工してTPXチップを格納できるようにしておきました。ところが、純正キーのブレードが長く、短いレプリカブランクでは、キーヘッドがぶつかり、ハンドルロックの際キーシリンダーを10mmほど沈めることができません。TPXを使用したクローンキーが使用できないので、ボタン電池を使用するエレクトロニックキーを採用させて頂きました。チップデータが消えることはありませんが、ボタン電池を2年おきくらいに交換する必要があります。トランスポンダーコピーマシンでデータをread,writeしてからブレードのカットを行います。無事にエンジンがかかることを確認しました。
ブレードの長いトランスポンダーブランクを確保しておきます。

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