車開け、梨を頂く

サンバー
青梅、時刻は24時前。サンバーのインロック。着替えて車に乗り込むまでに、3分かかった。消防署員より遅いか。夜間はスイスイ走れるから気持ちいい。こんなもん、作業は10秒で終わらせる。ほら、ナスあげるよ、と袋を差し出される。なす?いや、梨でした。東北なまりか。梨は大好物、嬉しい。過去に何度か野菜や果物を頂いたお客さんは、ほとんど農家でした。ビール半ダースを頂いたこともあります。嬉しいいのですが、仕事柄、アルコールは飲みません。かれこれ3年はアルコールを摂取していない。
なす、なし
東京とはいえ、西のはずれに来ると、あったかい人が多いなと感じます。最近は、ロードサービスも、ちょっとしたことでクレームになりやすい。10年前には考えられなかった、異質な日本人が時々出始めている。先日は、住所の号の連絡不備で、現場到着手前でお客さんに電話するとイライラしていました。丁目、番地は合っているのだから、誤差にして数10m、時間にして10秒くらいのロスしかない。しかも伝えた時間内に到着したのに、翌日ロードサービス会社にクレーム電話が来たそうです。恐ろしい。解錠した後も、ずっと電話しているので、帰っちゃいました。正直、相手にしたくない。こういう人から直接依頼が来たら、こちらからお断りです。

cubeの鍵コード作成

guest vehicle pass
久しぶりに横田基地に入ります。visitor centerで待ち合わせ。アメリカ人とはいえ、日本語は問題なく話せるおばさまです。免許証、車検証を提出し、顔写真を撮影。GUEST VEHICLE PASSが発行されました。守衛所で、ハッチを開けて、車内を調べられる。手続きがどんどん厳しくなっていく。日本の領土じゃないのか。
キューブ
車は10年落ちくらいのキューブ。鍵がイグニションで廻らなくなったと言います。純正キーを見たところ、随分磨り減っているようです。横田基地内には、中古車屋さんがあり、合鍵マシンもあるそうです。とはいえ、純正キーがこれだけ磨耗していれば、その店でコピーしたキーも廻るはずがない。10カット分の深さを計り、ドアシリンダーを素読みしてみます。デプス2のカットが本来の深さより0.5も深い。0.5磨り減るというのは、よほどの使用頻度か、何かに当たって削れたと思えます。でもドアは廻るので、シリンダー側も結構グダグダでしょう。正確なデプスでコードカットして、イグでもスムーズに廻るようになりました。

Z32イグ鍵抜き

フェアレディZ小金井市の駐車場にとめてあるZ32。イグニッション鍵穴に折れた鍵が残っている。日産のM301タイプ、本当によく折れる。イグニション鍵穴にシャッターはないので、大分助かります。奥に倒れるシャッターが付いていると、破片がどうしても引っかかってしまいます。若干時間がかかりましたが、折れた鍵が何とか抜けました。
M301折れ鍵
日差しが強すぎて、手のひらの折れ鍵が見えませんね。最初はお客さん、車屋に交換料金を問い合わせたそうです。イグニションに加えて、運転席、助手席、ハッチ4つのシリンダー交換は工賃とあわせて\50,000くらいするとのこと。さすがに遠慮してしまう料金です。帰りの五日市街道くだりは、週末によくある大渋滞。本当にひどい道路だ。ルートを変えて、なじみの問屋さんに立ち寄りました。注文や問い合わせ電話が少なくなったといいます。当然、鍵屋の仕事も全般的に停滞しているんでしょう。無能無策の政府がさらに景気を悪化させて、鍵業界も冷え込んでくる。とりあえず学級委員会内閣もとい反日売国政権もとい素人集団与党よ、消滅してほしい。

続・BMWワゴン鍵閉じ込み

BMWワゴン
6月に訪れた修理工場にまた来ました。またBMWのツーリングワゴンです。年式が2008yらしく、前回と同じです。板金作業中、勝手にロックしたらしい。2008年にマイナーチェンジを行っているようで、このモデルがセキュリティレベルを上げたために、起きたんでしょうか。でも解錠方向は前回とは違いました。
ポルシェ
よくあるパターンで、施錠方向には簡単にピックできます。この配列イメージで解錠方向へピックしようにも、タンブラーに負荷がかかっていません。テンションを強めにしても同様。強引に正解デプスの位置までタンブラーを押し上げ、または押し下げます。それでも、また負荷のあるタンブラーがなくなります。これはハズレだ、はまるパターンだと気付き、仕切りなおし。工具箱を椅子代わりに、体勢を修正します。20分以上右回しテンションをかけていると、左腕が疲れる。テンションをキープしつつ小休止。額で発生した汗のしずくが、まつ毛に落ちるので、(集中、集中)と言い聞かせながら、再開します。解錠の過程での、内筒がカクンとわずかに傾く感覚が気持ちいい。この内溝ウェーブは、当たり・ハズレの差が大きいですね。

VOLVOのドアが開かない

V70 classic
ロードサービスから連絡を受けた内容は、「鍵が廻らない」とのこと。キーが随分磨り減ったのかと想像していました。車は’00y VOLVO V70 classicのステーションワゴン。鍵は依頼者が持っています。リモコンの電池が切れたのか、unlockボタンに反応なし。キーを差し込むと、スムーズに廻る。「鍵は廻るが、ドアが開かない」と説明して欲しかった。ドアのロックボタンが動かない・・・施解錠用ロッドの連結部分が外れているんでしょう。高年式なので、助手席には鍵穴なし。
ボルボ運転席
記憶では、こういうケースは初めてじゃないか。鍵穴を回しても、意味がない。差し金セットはもう使うことなどないと思って車載していません。ポケヘル系だけは積んでいるので、これを使ってみた。意外にもさくっと開いてしまった。後部はセキュリティ弱し。とりあえずボタン電池を交換してみること、そしてすぐにボルボのディーラーへ行くように伝えて、作業完了となりました。この車の内張りはがし、厄介かも知れないけど、やってみたかった気持ちもあります。

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