住宅

新日軽PSカギ交換

新日軽ドア

新日軽ドア

一年で一番作業しやすい季節です。交換依頼は、築5年と新しい戸建て物件です。一戸建ての鍵交換は最近随分少ない。一戸建ての場合、電話応対では料金をあいまいにしか回答できない場合があります。メーカー、キーの種類、シリンダーの種類などは現物を見ないとはっきりしません。玄関ドアは新日軽でキーはMIWA PS、小判型シリンダー上下2ロックです。このシリンダー形状でURはたくさん見てきました。
MIWA PSコア

MIWA PSコア

シリンダーボディごと交換するより、コアで交換すれば安くなり即時交換できます。トステム用PSのコアで取替えます。今後の製品発注はトステムも新日軽もなく、LIXILになるんでしょうか。わかりづらい。テールピースの長さが違うので、これだけは流用します。付属の子カギを5本渡して完了です。午後のけだるい日差しを浴びながら作業をしていると、幸せ気分になりました。

立川市:玄関ノブ交換

TAF玉座

TAF玉座

立川市の昭和風アパート、玄関ドアはリフォームされています。alphaミリオンロック、これはスピンドルが細い。上に、フロント自体がドア側面に埋まっています。alphaの6ピンTAF玉座で交換します。個人的には鍵穴の上下向きを変えられるDAC2が好きです。このノブはスピンドルの向きを変えることができませんので、逆向きになりました。キーの袋に防犯性能表示が貼ってあります。このカギは5分未満でピックできるそうです。
防犯性能表示

防犯性能表示

見たところ、アンチピックピン入っていそうです。この手の試験って、ものすごい鍵師が実施すると聞いたことがあります。たいていの鍵屋は、5分未満どころか、ピック出来ない難易度じゃないでしょうか。。そういえば、お客さんに言われたことがあります。耐ピッキング性能が10分以上とあるので、「じゃあ15分くらいでピックできちゃうの?」うーん、そういうふうに取られてしまうんですね。10分以上とあれば、99.9999%の鍵師は時間無制限でもピック出来ないのが実情です。だから、この性能表示、お客さんに渡さないっていう鍵屋さんがいました。

日野市2ロック鍵開け

ユーシンWN

ユーシンWN

0時過ぎに電話が鳴ります。珍しく目が冴えていたので出動することにしました。深夜鍵開けは久しぶりです。築浅2ロックと聞いていたので、若干不安。日野市のアパート、ユーシン内溝の2ロックでした。学生さん、電車にバッグごと置き忘れたそうです。私鉄の部署に電話確認しています。下部本締錠が距離920、これほど長い距離は初めてか。延長パーツを長らく使っておらず、探すのに時間がかかる。やわらかサムターンだったので、苦労することなく、2ロックとも開きました。これだけ距離があり、固めのサムターンだと苦労するかも知れません。今日、朝一予定が入っていることを思い出したので、急いで帰って寝ました。

交換したカギが抜けない?

旧型U9キー

旧型U9キー

昭島市の団地、お友達をご紹介していただき、玄関の鍵交換を行います。過去にポスト南京錠の解錠を依頼したおばあさんが、私の名刺をとっていたようです。ありがたいものです。ところが、交換後現場を離れて20分、電話が鳴ります。「新しいカギだと開かない、抜けない」というのです。そんな馬鹿な、とりあえず現場に戻ります。紹介者とお客さんのお二人が四苦八苦しています。私が確認すると、キー操作に問題はありません。今までと同じU9シリンダーに交換したのに、なぜ操作がわからないんだろう?既存のキーシリンダーは・・・完全初期型U9でした。キーヘッドは写真のようなH720タイプ。2000年くらいまでのMIWA面付箱錠であるPMK,HPD,RA用U9は、キーが2点抜きです。ロッキングバーが内筒の上にも下にも格納できるので、キーを180度回して施錠、そのままキーを抜く。解錠時は反対方向へ180度回して、そのままキーを抜く。おばあちゃんは、この操作が15年以上染み付いています。しかし、今時シリンダーの1点抜きでは、キー90度回して施錠/開錠、元の位置に戻してキーを抜く、この説明を5回くらいやってようやく把握できたようです。鍵穴は常にWであり、昔のように180度回してMになったりしません。カギを差し込む向きは常にWであることも頭に染み込ませてください。同じU9交換なので、キー操作の説明なんて不要だと思っていた私も、確認不十分でした。帰り際、「カギが1本しかないんだけど・・・」と言われます。子カギ3本とも渡したのですが・・・大丈夫かいな・・

立川:通用口ドア鍵交換

MIWA PR MH

MIWA PR MH

2012/3月にカギの一斉交換、キースイッチをノンタッチLiteに交換したマンション。通用口のPRシリンダーが回らないというクレームですでに3回現場対応しています。内筒を抜いても汚れはなく、洗浄すればスムーズに回る。しかし、後日まだ不具合が起こる、という繰り返し。他の共用シリンダーはトラブルがないのに、なぜでしょうか?1.道路に面しており粉塵が鍵穴に入りやすい。2.このドアの使用頻度が他の共用部ドアより圧倒的に多い。3,自動施錠MHであり、カギを回したまま、キーを引っ張ってドアを開ける住人を見かけた。・・・このような使い方をすると、当然タンブラーは痛むし、汚れにも弱いキーシリンダーであることは伝えました。しかし、マンション側の言い分は、その程度でカギが回らなくなるのはカギの機能を果たしていない、それぐらいは許容範囲であるべきだ・・・というわけで本日は取り寄せた新品シリンダーに取り替えました。アフターサービスの取り決めをしておけばよかったと後悔しています。あと何度クレーム対応をすることになるのやら、PRの選択を拒絶すべきだったかと今さら考えても、もう遅いですね。PRのトラブルはよくありますが、自分で施工した現場となると、辛いですね・・

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