金庫
一見すると、リゾートホテルかペンションのような豪華な建物は、老人ホームです。金庫のドアを閉められなくなったと連絡を受けました。古いダイヤルが故障したのかと思い、ダイヤル在庫を車載しました。高さ150cmの業務用金庫はDELICA LEO、両開きです。レバーハンドルを下げられず、扉のデッドボルトが引っ込まない。ダイヤルを左右に少し回してみます。自由に動かせます。業務用なら、ダイヤルが揃っていれば、左回しは出来ないはず。ダイヤルのデッドが引っ込んでないんじゃない?

ダイヤル番号は控えてあるので、4つの番号を操作したところ、レバーハンドルを押し下げて、扉のデッドが引っ込みました。誰かが、ダイヤルを触ってしまったのか、扉の振動で動いてしまったんでしょう。久々にダイヤル交換かと思っていただけに、拍子抜けです。ダイヤルは滅多に操作しないので、お客さん、ダイヤルが動いたとは想像していなかったようです。ダイヤルの座を外して呼び込み部品をみたところ、磨耗もなく問題なし。30年落ちですので、耐火性は失われています。でも、ほとんどの人が使い続けますね。
8月 10, 2010 7:40 PM|
カテゴリー:金庫|
コメント(0)

金庫ダイヤル解錠依頼が入りました。現場へのアクセスは八王子バイパスに乗ると近くなる。無料になったので、利用してみました。始点と終点の渋滞がすごい。所要時間は国道16号を使った方が早かったんじゃないかな。無料化の意味はあまりない。こういうストレスを味わうなら、料金が倍になっても構わないと個人的には思います。

お客さん宅に到着。30年ほど経ったらしい、みくに金庫があります。聞いたことはありますが、もうこのメーカーはないと思います。ダイヤルを触らずに、毎回鍵のみで開け閉めしていたそうです。家庭用金庫だと、こういう使い方をする人が多いです。ダイヤルを触らなくても、何かの拍子、振動などによりダイヤルの座が動くことがあります。ダイヤルにガムテープを貼り付けても、座は動きます。4つの番号を判明させて、ダイヤルの操作を息子さんにレクチャーしましたので、もう大丈夫でしょう。鍵屋さんによっては、番号を判明させるのに、別途料金を請求する人がいますね。気をつけましょう。
7月 30, 2010 9:48 PM|
カテゴリー:金庫|
コメント(0)

77年製ウチダ金庫の解錠です。扉の色が赤なんて初めてです。鍵がないので、まずは作成します。その後作成した鍵でテンションをかけながら、ダイヤル番号を探ります。ダイヤルの解読に1時間以上かかりました。これ以上やってだめなら、もう穴を開けるしかないかなあ、と感じていたところです。原因は、鍵の周りが渋いことでした。0.1mmほどの違いですが、シリンダーがスムーズに廻るくらいでないと、探りには悪影響を及ぼすのでした。10年選手が、今頃こんなことを言うようでは、まだまだですね。解錠した後、お客さんに
「まだ使えますか?」
という質問をよく受けます。耐火金庫の寿命は20年です。20年経つと、コンクリの水分が失われ、スカスカになります。
「火事が起きたときには、中の書類は守れないでしょう。でも、保管庫としてなら半永久的に使えますよ」と伝えます。捨てるにしても、産業廃棄物の処分費用が結構かかるので、使い続ける人が多いようです。
6月 19, 2010 8:27 PM|
カテゴリー:金庫|
コメント(0)

依頼主は神主さんです。神社の敷地内での作業というのは初めてです。周辺は市街地ですが、この一角だけ静寂な鎮守の森です。首都圏では、この30年間で1/3の鎮守の森が消失したというニュースを思い出しました。寂しい思いがします。

金庫は、見たことも聞いたこともないメーカーです。現在は存在しない金庫メーカーはたくさんあります。ダイヤル解読をした後、神主さんと世間話。神主さんは跡継ぎがいなくて、複数の神社を兼務している場合が多いこと、サラリーマン兼業の神主さんも多いこと、などなど。現代日本人の信仰の薄れと大いに関係していると思わざるを得ないですね。神道は宗教といえないほど、緩やかで寛容な土着的信仰というのでしょうか、教義もないしお布施の強要もない。営利企業ともいえる新興宗教ばかりが経済的に肥え太る現状に、どうも理不尽さを感じるのです。売上げの一部を賽銭箱に入れて、参拝して帰途に着きました。
6月 15, 2010 10:38 PM|
カテゴリー:金庫|
コメント(0)

「金庫のまあるい鍵を開けて欲しい」との電話を受けました。メーカーはSENTRYだというので、エースキーだと確信しました。
他の鍵屋に電話したところ、「壊すしかない」と言われたそうです。自作テンションとピックを作ったことがありますが、指がつってしまうほど大変です。時間もすごくかかります。少し回すたびに引っかかるので、ピックを合計3回もしないといけません。現場では、専用ピックを使います。テンション加減が合わないのか、10分くらい時間がかかりました。内筒を90度回したままでは、キーが入らない状態です。再度逆回し90度で鍵穴をニュートラル位置に戻します。

日本製の金庫なら、鍵の閉じこみはありえません。セントリー金庫のシリンダーはプッシュ栓錠になっており、飛び出たシリンダーを押し込みドアを閉めるだけで施錠となってしまいます。鍵屋仲間には、セントリーのアフターサービス業者として、多くのトラブルを解決している人がいます。テンキーが反応しないなどのトラブルが多く、金庫としては二流品だという意見です。ホームセンターではmade in USAの信頼ある金庫という謳い文句でよく売られていますけどね。
5月 21, 2010 7:33 PM|
カテゴリー:金庫|
コメント(0)
« 前のページ
次のページ »