事務所
ひいきにして頂いている不動産屋さん店舗の通用口ドア。カギをなくしたようなので、即交換したいと依頼されました。キーはリバーシブルのUR、MIWA BHと145HMの2個同一。玉座はブロンズ。珍しい。問屋さんに聞くと手配品、年内には間に合わない。U9でステンレス玉座なら即2個同一で組み替えられる。しかし、長年使用しているリバーシブルキーがいいと、U9は拒否される。困った。
車内にUR純正キーがないか探す。トステム引き取り品の純正キーが見つかる。キーウェイを確認、同じH759、ほっとする。旧型URのH730を除けば、URのキーウェイは4種類。一致したのはツイテル。とにかくキーが変わればいいという条件なので、純正キーに合わせて、タンブラーを組み替える。交換料金の半分ほどで済むわけです。一見さんだったら、こういうやり方、多分やらない。玉座を分解して、大量の粉塵に驚く。ブレーキクリーナで内筒もガンガン洗浄。結構カギの抜き差しもゴリゴリだったんじゃないかな。そろそろURもカギ違いがなくなるとのこと。廃盤は近い。
12月 18, 2010 8:35 PM|
カテゴリー:事務所|
コメント(0)
昭島、病院、職員の勝手口ドア。年々補助錠の取付は減る一方。今年はついに補助錠の普及品、U9 NDZを1個も付けなかった。WEST554が2回くらいか。防犯リフォームの需要はせいぜい2008年まで。新築物件のドアはそもそも補助錠は必要なし。そして鍵付きの補助錠よりも、キーレックス500面付補助錠の方が多かった。しかも、個人宅より店舗やオフィスの方が多い。暗証番号錠であれば、番号変更できる。長い目で見ると、職員や社員の入れ替わりなどの理由で毎回鍵交換するよりも、コストを抑えられるでしょう。
ストライク取付位置決めに少し悩む。枠の形状がL形状、続いてL形状となる。掘り込みのストライクプレートを付ける幅もない。煙返し部分の箱受けにする。鍵屋さんによっては、機械式暗証番号錠としてkeylexよりもTAIKOデジタルロックをメインに扱う人もいる。カギスターは何度かTAIKOの不具合に出くわしているので、個人的に嫌っています。番号ボタンが沈んだまま上がらないので開錠できないトラブルです。キーレックスではいまだにクレーム0。作業中、緊急作業依頼、また逃す。先月からずっとこのリズム。これはもう病気じゃないか。病名は分からない。ロックスミス科がある病院を探してみたい。
12月 7, 2010 8:46 PM|
カテゴリー:事務所|
コメント(0)
電話の内容は「鍵が折れたので、店舗のドアを閉められず、帰宅できない」。立川市のクリーニング屋さん。普通の開きドアかと思っていたら、自動ドア。時間のかかる作業になるかも知れない。鍵穴は地面と同じ高さ。地べたに顔を擦り付けながら、鍵穴を覗く。WEST4ピン。折れた鍵が食い込んでいる。キーウェイに隙間なし。30分悪戦苦闘。鍵穴からの取り出しをあきらめる。このまま1時間やっても抜けないと思う。早い見極めが大切。時刻、22:30、お客さんの了承を得て、自動ドア着脱することにします。そもそも自動ドアの着脱自体、10年間で5回ほどですから、少ない方だと思います。不動産顧客が少ないからでしょう。交換よりも、こういったトラブルのほうが多い。夜間に自動ドア着脱をするのは初めてです。外したドアを床面に寝かせて、シリンダーを外す。折れた鍵をするっと抜きます。錠とシリンダーの動きはスムーズです。どうやら、鍵をきちんと奥まで入れずに、力ずくで回したんじゃないかな。日付が変わる前に完了しました。
最近は、鍵業界もデフレ気味。電話口で安い料金を伝えて、受注確率を上げようとする鍵屋もいます。ところが、今回のような現場もあり、うかつに安い料金を回答することはできません。カギスターは、安い料金を信じきった顧客との、現場での衝突を嫌います。電話口で完全に状況を把握するのは不可能なので、料金に幅を持たせる回答は必要。普通の開きドアと自動ドア着脱では、技術料金がまったく違います。ミニマム料金を伝える鍵屋さんだと、現場で料金を取り上げることに躊躇しません。最悪の事態を想定して、いつもmax料金を伝えるスタンスだと、お客さんも引いてしまいます。電話でのちょっとした回答の仕方が、依頼につながるかどうかの分かれ目になることもあり、難しい時代だと感じることがあります。大手鍵屋グループだと、元スチュワーデスを電話オペレータの研修講師に迎えていると聞きます。料金の高さをコンシェルジュのような丁寧応対でカバーするやり方もあるようですね。
12月 2, 2010 7:50 PM|
カテゴリー:事務所|
コメント(0)
立川の駅前、オフィスビル、大企業の系列IT子会社。入り口は、すでに電気錠があり、ICカードにより入退出管理を行っている。なぜ、このドアにキーレックスが必要なんでしょうか?夜間休日には、内部の人間も入れないようにしたいそうです。施工自体は簡単で短時間なのですが、社員の出入りの頻度が激しいので、作業中断が多い。断続的な作業となりました。子扉の煙返しに箱受けストライクを付けて完了です。

久々にコインパーキングを使いました。作業途中、忘れ物をしたため、パーキングに取りに行く。これだけで、往復10分かかります。30分250円、退出時には750円を清算。都心で毎日パーキングを使っている鍵屋さんは大変だあ。カギスターはパーキングに月額\1,000使うかどうかという程度。毎月3万円以上負担するという鍵屋さんもいるようです。こうなるとパーキング代金を別途お客さんに負担してもらうことを検討し始めるんでしょうね。
10月 1, 2010 8:06 PM|
カテゴリー:事務所|
コメント(0)

立川市、飲食店、4枚引戸。引違戸錠が2箇所あるのですが、交換するのは片方だけでいいとのこと。内側は上下スライドでなく、ねじこみまわしで施錠解錠するタイプ。かなり年月を経ているWEST引戸錠だと思います。引戸の上部を見上げると、外障子すれすれにシャッターがある。室外側に出っ張りのある引違戸錠は使えない。そういえば、同じ部材の在庫があるはず。6年くらい眠っていた部材が今、現場で活躍する。

外障子は固定されていて、スライドしない。内障子を外して、室外錠を交換します。室内つまみは今まで同様ねじ込みですが、使わないので構わないとのこと。この引違戸錠は、万能取替え用と違い、錠自体を固定するビス穴がない。挟み込むビスだけなので、がっちり締め付けても、建て付けずれの影響を受けやすいか。若干心配になる。
9月 27, 2010 8:46 PM|
カテゴリー:事務所|
コメント(0)
« 前のページ
次のページ »